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part2 ページ3

優雅に珈琲を1口飲むとおもむろに声を発する
映画「どうですか?桐生先生」
桐生「どうですか?って聞く必要無いだろ、どうせ断る選択肢は私には無いだろう」
私がそう言うと映画はクスッと笑う仕草をしていた、よくご存知で、と言わんばかりのようだ
桐生「期限は?」
映画「なるべく、早めがいいです」
私がそう言うと先生は長く深いため息をつき椅子からおもむろに立ち上がり黒髪の癖毛をガシガシとかいて眉間に皺を寄せて、検査機の準備をし始めた
桐生「資料は紙媒体か電子媒体か?」
映画「そうですね」
映画がもう一度、珈琲を1口呑み、少し悩んでいる素振りを見せて
映画「紙媒体でお願いします」
コイツが紙媒体で資料を要求すると言う事はこの厄介そうな案件が行くところはだいたいと言うか、ほぼ確定で行先の検討が着いた
桐生「また、アイツらに任せるのか」
検査機で成分を抽質しデータをとりながら言う
映画「えぇ、これは早急に鎮静化したのであの人達に任せるつもりです」
アイツらとは4人の異形頭で組織された、何でも屋[マナーズ]を営んでいる
迷子探しから探偵業の様な事や警察が手こずる様な事件や公に出来ない案件までこなす奴らだ
桐生「何時も思っいるけど、人に頼むより、自分でやった方が早いんじゃないのか?」
映画がこの街の異変にいち早く気づき適切な対処をしてこの街の裏の功労と言えるだろが自らが動くことはあまりしない、ビデオカメラの異形頭
通称、カメラ男や映画泥棒と呼ばている男
桐生「アイツらに頼まなくても」
映画「そんな事ですよ」
成分の抽質に時間がかかるのか、一息着いたように先生は私に言う、彼らに依頼をすると言うとだいたいと言うか、絶対と言うほどこのセリフが飛んでくる
そして、返す言葉は決まっている
映画「私は彼らをどの組織よりも信頼を置いていますから、ついつい彼らに頼んでしまいますね」
桐生「ついついねー」
成分の抽質が終わり私は分析データをコピー用紙にコピーし、資料をまとめ映画に渡す
映画「流石、先生です普通の研究者なら数週間かかりそうなデータをこんな短時間で素晴らしいです」
桐生「褒めても何も無いぞ」
先生は素っ気なく言うと検査機をさっさと片付けて、ドサッと疲れたように再び椅子に腰を落として疲れたようにいう
桐生「その薬で創られるドッペルゲンガーのようなものは幽体離脱に似ているな」
成分表を見ながら先生は言った、難しいそうな成分の名前を言って軽く説明している

part3→←診療録【殺人鬼ドッペルゲンガー】part1



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作者名:シノギ | 作成日時:2021年10月17日 19時

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