【呪術廻戦】 腐ったみかんはお断り

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Noside








「…まぁ、考えてやらなくもない」




　




『だめ、考えて


その頭にしっかり叩き込んどいて』





　



「じゃあねー宿儺




あ、祓われないように気をつけなさいよ


今のアンタ、クソ雑魚なんだから」



　





「馬鹿なことを言うな童子





それに"俺が祓われる＝小僧が死ぬ"、だぞ？


そんなことAが許すわけないだろう、」



　




『よくわかってるじゃん笑


……でも、私宿儺のことそんなに嫌いじゃないよ？』




　




「…クククッ、


やはりAは面白いな




俺も嫌いじゃない」




　




『ふふっ、ありがとう



じゃあまたいつか会えたら


その時は童子と喧嘩しないでよ』



　





「それは無理な願いだな、」





　






この言葉を最後に意識が段々と覚めてくる


次に目を開けたときはちゃんと私の家だった



　



『そろそろ悠仁も起きる頃かな、


演技しなきゃ、何も知らないふりしないと、』



　




《その割には随分と楽しそうね？》



　




『あ、バレた？笑


なんかスリルあって良くない？』




　




《わたしも嫌いじゃないわ》




　




『ふふっ、でしょ？』



　





その時、悠仁が視界の端で動くのが見えた




　




『悠仁、大丈夫、？』



　





当の本人はぽかん、としている



そりゃそうか、今までの事なにも覚えてないもんね



とりあえず、心配はしとく





　
　




(大丈夫？急に倒れたから……)


(まじ？全然何も覚えてないんだけど……
何か俺変なことしてない？)


(？いや、してないけど……)


(そっか、それなら良いや笑

って、やばっ、もうこんな時間じゃん…‼
A、俺もう行くね!!)


(うん‼東京でも頑張ってね、応援してるから‼ 笑)


(おう‼ ありがとう、行ってくる‼)



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