地上の楽園 -さん- 【JK】 (ページ33)

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あれから私たちは、何度と無くおうちデートを重ねて、お互いの存在に慣れたり、順調にお付き合いできてると思う。

今日みたいに当たり前みたいに、

朝から一緒にいて、ご飯食べたり、

その気になったらえっちしたりして。

ベッドで、裸で、ただゴロゴロしているだけなのに、すごく幸せって不思議。

隣にグクがいるのが不思議。

好きな人が、

隣りにいるって、

すごく、不思議で、幸せ。

アリンの言葉が、身にしみてわかる、としみじみしている私に、

JK「A」

とグクが私を呼んだ。

うん？と横を向くと、仰向けに寝ているグクが、顔だけこっちを向いて言った。

JK「俺、ずっとここにいたい」

JK「Aと一緒にいたい」

JK「こんな楽園が、ステージの外にもあるなんて、思わなかったよ」

気安く、

私もそう思うなんてことは、

言えなかった。