地上の楽園 -さん- 【JK】 (ページ30)

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『耳だめ？』

JK「わっ、Aちょっと…っ、うっ」

指で輪郭をなぞって、複雑な形の迷路を指でたどってるだけなのに、陸に上がった魚みたいにグクが震える。

すごい、興奮する。

もっと声が聞きたい。

舐めたら、どうなるかな。

顔を寄せる私の意図を察したのか、グクが慌てて私の肩を掴んできた。

力が強いはずなのに、私を抑えようとする手に力はほとんど入って無くて。

ふ、と耳の中に息を吹き込んだら、面白いくらい背中がはねた。

JK「やっ、ややや、ストップストップ！」

『そのやめてはやめないで寄りのやめてだと思う』

JK「ちがっ、って、わ、あっ…あっ！…！！！」

どんな音が、

鼓膜を震わせて、

それがどんな快楽なのか、

私は知ってるよ。

JK「俺、俺…Aのせいで、なんか新しい扉開きそう…」

私の顔を見れずに耳まで赤くして恥じらうグクは、本当にすごくいじらしくて胸がすくような気持ちで、私はこの遊びは時々させてもらおうと、強く心に決めたんだった。