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大学生1年目の夏。
眠くなるような最終講義に耳を傾け勉学に励む人もいれば睡魔に負け眠っている人、起きてこそはいるが全く授業内容が頭に入ってない人達が1つの空間にひしめき合っている。
私は後者のほうで、窓の外でジリジリと熱気で揺れるアスファルトを頬ずえをつきながら眺めていた。
外で汗だくのサラリーマンが手でパタパタと仰ぎながら歩いている所を見ながらうわぁ暑そうだなぁ、なんて思ってると突然肩をバシバシ叩かれた。
｢え、ちょっねえ見てこれ！名前見てこれ！ペン回し新しいやつ出来たんだけっておい見ろよ！｣
｢え？いやでもサラリーマンが…｣
｢いやサラリーマンなんてどうでもいいから俺のペン回しを見ろって、ほれ｣
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作者名：めぐ | 作成日時：2018年6月21日 16時
