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ep.8 ページ9

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「今乗ってきたのが伏代(ふしみ) 晃弘(みつひろ)。あだ名はヒロ。
彼らとの関係はそうだな…大切な人達としか言いようがないんだが…」

「それでもお金を使うのは…」

「言っただろ?
わたしは推しの為なら、たとえ火の中水の中。
金に糸目を付ける気もないって。
安心しろ、使おうと思う人間はめちゃくちゃ選り好んでる」

「Aさんの推しに認定された人?」

「そういうことだ。
だから頼ってくれてかまわない。
どんなことでも解決してやるさ」

「…気付いてる?」

「さて、なんのことか」


眉間に皺を寄せられたけど、気にしない。
むしろ色んな表情をありがとうございます。


 

本日の目的地に到着した。
わたしとコナンくんで学用品を買いに行き、二人は欲しいものを見に行った。


「えーっと、これで全部かな?
もし他に必要なのあったら言ってくること。
なんなら後で請求してきてもかまわない」

「そこまでしなくていいよ」

「頼るまでずっと言うから安心しな」

「頼っても言ってくるくせに」

「否定はせんな」


荷物を持ち直して、次の目的地に向かう。

えーっと、オーブンレンジって言ってたっけ…
またご飯食べさせてもらおっと


「時間かかるかもだし違うとこ見てる?」

「じゃあ本屋に行こっかな」

「欲しいのあったら買ってあげるからね!」

「そういう意味で言ってないよ」


なんだ、希望したから欲しいのがあるのかと…

しまった、小遣いと称してお金を渡しておけば良かった...!
くそ!一生の不覚!!!


「あ、Aさん!」

「グフゥッ!!」


そんなステキな笑顔で呼ばないで…
吐血しちゃうから…


「このオーブンすごいんだ!」


キラキラとしたお顔で性能について語ってくれるヒロくん尊い…
うんうん、気に入ったんなら買ってやるぞい


「あれ?コナンくんは?」

「本屋。
色はこれにするの?」

「…金額見た?」

「はしゃぐヒロくんでお釣りが来たから余裕」


で?と注文カードを両手で持って色を確認する。
申し訳なさそうに片方取って元の位置に戻された。

レジに向かって、ヒロくん名義のポイントカードを出す。


「お届け日のお時間のご希望はございますか?」

「出かける用事は?」

「いや、特にないからいつでもいいよ」


お会計を済ませてから本屋に向かう。
ちゃっかり荷物を持ってくれるヒロくんイケメン。

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設定タグ:名探偵コナン , 救済 , 警察学校組   
作品ジャンル:アニメ
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aaa - ふたみや遥様の作品大好きでずっと愛読してました!更新とても嬉しいです!ありがとうございます、!! (2023年5月5日 14時) (レス) id: 15c763c3c7 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ふたみや遥 | 作成日時:2021年5月21日 17時

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