検索窓
今日:6 hit、昨日:38 hit、合計:24,190 hit

ep.40 お仕事 ページ41

.


大きめの仕事が入り、約束の日までに片付けれるか不安だった為 断りの連絡を入れた。

しかし、こういう時に限って終わっちゃうんだよなぁ〜


「ただいまぁ…」


ちかれた〜
階段をのそのそ登ってたら、角から明美さんが顔を出した。

「おかえりなさい!
大丈夫ですか!?」

「おかえり」

「ヒロくんもいる!?なんで!?」


数日振りの帰宅になんてサプライズなんだ!!
靴?そんなもん見えてないな!


「明美さんから何日も帰ってこないって連絡もらったから来てみた」

「うん、軽いな?
まぁこれだけ家を空けるのは明美さんが来て初めてだから仕方ないけどさ」


いつものお仕事ですよ〜といそいそとお風呂場に向かった。

さすがに電話一本だけじゃ心配するか…ヒロくんに怒られるのかと肝が冷えたよ…
お風呂に浸かりながら反省した。
でも忙しいから許してほしい、なんてわがままを明美さんに言うのもなぁ…


「お仕事は何されてるんですか」

「疑問形じゃないのが怖い」

「こんな数日も帰ってこない仕事だなんて聞いてません!」

「産業スパイです、すみません。
ヒロくん、そこのカバンにお出かけセット入れといて」

「どこか行くのか?」

「蘭ちゃんとの約束の快気祝いにね。
仕事終わるか分かんなかったから一応 断ったんだけど、誘いに行くだけ行ってみる」


仕事を告げてから動かない明美さんを他所に準備を進める。
場所をポアロにしたのは梓ちゃんに会う為でもあるので少し気合いが入る。

…そうじゃん!蘭ちゃんに予定が入ってても仕事中の梓ちゃんを観察してればいいんだ!
今日の予定はこれで決まりだな!


「産業スパイって…大丈夫なんですか?」

「ん?作業内容話せないけど、安心安全なのでご心配なく。
それにそろそろ液晶モニターが本格的に流通しだすから、手を引こうと思ってるし」

「そういえば、そういった企業増えてきてるな…」

「でしょ?
新しい稼ぎ口探さなきゃなー」


別に路頭に迷う心配はないけど、養う子たちがいるので保険として仕事をしておこうと思う。

密かに事前準備を終わらせているので、手を引く頃には充分なお金が発生してるはず!


「待ってください!ヒロさんのお仕事も不明瞭ですよ!?」

「この人のお仕事はお国を守ることだから」

「これ以上は職務上明かせないかな」


元々の所属については知っているので、何も聞いてくることは無かった。

怒るなら、頑なに戻ろうとせず存在を隠してるヒロくんによろしく!

ep.41 快気祝い→←ep.39 報告会と様子見



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.6/10 (28 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
80人がお気に入り
設定タグ:名探偵コナン , 救済 , 警察学校組   
作品ジャンル:アニメ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

aaa - ふたみや遥様の作品大好きでずっと愛読してました!更新とても嬉しいです!ありがとうございます、!! (2023年5月5日 14時) (レス) id: 15c763c3c7 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:ふたみや遥 | 作成日時:2021年5月21日 17時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。