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ep.4 ページ5

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発狂しないために力の限り噛んだ下唇の惨状をどうにかしているとインターホンが鳴る。
カラーボールを投げつけて受話器を外し、コナンくんに出るようお願いする。

来客はもちろん蘭ちゃんだった。
コナンくんを使いパシっている間に飲み物を用意する。
コーヒーとココアと紅茶…
めんどくせぇから全員ココアな


「すみません、Aさん…
大丈夫でしたか?」

「いらっしゃい美少女。
自分でも驚いてるんだが、コナンくんは大丈夫みたいだ」

「本当ですか!?
よかったぁ…中でAさんが倒れてないか心配で…」

「いや、あの、まじでごめん」


そこまで心配されてるとは思わなんだ…
ごめんね、でもコナンくんだけな気もするからその認識を無くさないでくれるとありがたい。


「なにかあれば預けにきてもらっても構わないよ。
泊まりも大歓迎だ」

「だってコナンくん!良かったね!」

「うん!」


は〜〜〜〜〜〜目の保養……
美少女と幼児がニコニコで戯れてるんじゃ…

いっその事二人ともここに住まない?養ってあげるよ??


「そういえば、服は大丈夫なのかい?」

「新一のお古を使わせてもらってます」

「そうか。
新調することや、他に必要なものがあったら声をかけてくれ」

「えっ、でも…」

「なに、苦手意識を軽減させてくれたお礼さ。
ちなみに、可愛い蘭ちゃんからのお願いなら何時でもカード貸してあげるからね」

「だ、大丈夫ですから!!」


にっこり笑顔で言ったら全力否定されました。
推しに貢がせてくれ...!!
似合う服を着てくれればそれだけで幸せなんだ…
金を払えばその幸福が得られるとか最高なシステムじゃねぇか


「…ところで、今日の買い出しは大丈夫なの?」

「あーっ!忘れてた!」

「…コナンくんがよければウチで待ってるかい?
むしろ買い物に人手がいるならそっちに行くべき?」

「個数制限はないので大丈夫ですが…」

「ボク ここで待ってるよ!」

「…分かった。
ちゃんと良い子にしててね?
Aさんの顔色が悪くなったら、阿笠博士呼んであげてね?」

「わたしが子供になってるんだが??」


そんな会話をしてから蘭ちゃんは買い出しに向かった。
えらいなぁ…


「さて、新一少年」

「!?」

「...に、そっくりなコナンくん。
いくつか質問してもいいかい?」

「い、いいよー!」


ふむ、この予想はあながち間違ってないのかもな

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設定タグ:名探偵コナン , 救済 , 警察学校組   
作品ジャンル:アニメ
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aaa - ふたみや遥様の作品大好きでずっと愛読してました!更新とても嬉しいです!ありがとうございます、!! (2023年5月5日 14時) (レス) id: 15c763c3c7 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ふたみや遥 | 作成日時:2021年5月21日 17時

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