変人には眼福を！【名探偵コナン】

ep.37 京都美人 ページ38

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やっっっちまったあああああああぁぁぁ！！！！


「Aさん！？
すごい音しましたけどｯ……なにしてるんですか？」


ソファーから上半身落ちているのを見て呆れ顔になった明美さん。
あの、家にいるからって明美さん状態でいるのもどうかと思うんですけど･･･
麗しいお顔を見れるのでわたしは全然いいんですけどね！


「いや、ちょっと、後悔の念が…」

「何があったんですか？」

「京都に旅行行かない？」

「？ かまいませんが…
どうして急に…」

「京都美女に会いに」

「そういった外出について行くなと釘を刺されてます」

「どれが犯人だ！」

「強いて言うなら三人共です」

「うーん、長いこと一緒にいただけあるな…」


さすがに明美さんを残して数泊旅行するわけにもいかないので諦める。
会いたかった京都美女…


「どんな人なんですか？」


昼食の片付け(仕事)を終えたらしい明美さんがお茶を持ってきてくれた。
話を聞いてくれるから好きです。


「大岡紅葉ちゃん」


着物姿の大岡紅葉ちゃんの画像を見せる。
｢キレイな子...｣と感嘆の声を上げる明美さん。
貴女も綺麗な人ですよ


「百人一首の高校生チャンピオンらしい」

「何をどう調べたら行き着くんですか…」


コナンくんが京都に行くなー
↓
有名なの何あったかなー
↓
画像検索
↓
発 見


「こんな感じ」

「分からない…」


残念ながら頭を抱えられてしまった。
文字より画像検索の方が興味引くタイプなもんで仕方ない。

用事が入らない限り会いに行くことはできなさそう･･･
行ったところで会えるかどうかなんて分かんないことは分かってるからね！？


「高校生は守備範囲外？とかって聞きましたけど…」

「調べた時は高校生って知らなかったからセーフ」

「ちょっと私にはまだ分からない話ですね」


理解しないでほしいと願うのはいけないことだろうか…

いや、たぶんあの三人も理解できてないと思う。
理解してたとしても黙っててほしい。


「まぁでも普通に京都には遊びに行きたいね」

「皆さん誘ってですか？」

「うーん…女二人旅もいいけど、明美さんがナンパされるのは耐え難いからなぁ…」

「Aさんも声掛けられそうですけど…」

「そんな男はイケメンでもお断りだ！」


言い切ったのに疑いの目を向けられた。
おいコラ、三人のせいで明美さんの態度が変わったじゃないか！
美人にどんな顔されてもオイシイが、さすがに批難系の顔は心にクるんだぞ！！

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