ep.33 ページ34
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無事にメニューが決まり、キッチンに向かったヒロくん。
エプロン姿も様になってる。
「…Aさんって、ヒロお兄さんのこと好きなの?」
「もちろん。
なんてったって顔がいい。
新一くんや蘭ちゃん、コナンくんも好きだぞ?」
「そうじゃなくって…」
「Aさぁん…お薬ちょうだぁい……」
呆れた顔を向けてきたが、寝室から出てきた広美さんの声によって意識はそっちへ向いた。
ぐっ!!美女が美少女になってる...!
「…あれ?子供?
Aさんと...伏代さんの?」
-グシャ
一瞬ヒロくんの偽名忘れてたんだろうな…
まぁそんなことよりも…
「大丈夫?」
「卵落としただけ」
それは大丈夫なのか?と聞きたかったけど、やめておいた。
冗談に動揺する警察の方が悪い。
「昨日話した拒否反応がない子供。
あ、薬持ってくるから座ってなさい」
「はぁい…」
飲み薬関連はキッチンの戸棚に入れているので向かうと、ボールから殻を取り出しているヒロくんの姿があった。
そこに落としたんなら、確かに問題はない。
「絶対 面白がってあのタイミングで出てきたよね」
「…やめてほしい」
「ご不満ですか?」
「そうやってからかってくるから止めてほしい」
ニヤニヤしながら聞くと、口を少し尖らせて不満顔を見せるヒロくん尊し
「…というか、悩みに悩んでオムライス?」
「ふわとろのな」
「やった!
広美さーん!今日のお昼ふわとろオムライスだって!」
薬と水を持ってから駆け寄ると頭を押さえていました。
二日酔い設定でしたね、忘れてました。
「ごめん、ちょっとテンション上がっちゃって…
水で良かった?"おくすり飲めたね"もあるよ?」
「なんで?」
「この前の風邪でイケメン天パくんが持ってきてくれた」
嘘だけど。
でも会ったらしいからそれっぽくなるかなって
「そういえば陣太お兄さんはいないんだね」
「…コナンくんもイケメン天パは彼だと思うか。
良い事だ。でも機嫌悪い時に天パって言ったら怒るから気を付けるんだぞ?」
ちなみに彼は仕事だ、と伝えた。
なんの仕事か聞かれたが知らないことにしている。
「言ったら様子見に来るだろうから…みんな言わないのよ…」
「接客業?」
「リーマンだったとしてもスーツ姿を拝みたい」
乾いた笑いつら。
陣平くんのスーツ姿めちゃすこなのだ…
なんでスーツってあんなに戦闘力上がるの?
着崩してても様になってる陣平くん優勝
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aaa - ふたみや遥様の作品大好きでずっと愛読してました!更新とても嬉しいです!ありがとうございます、!! (2023年5月5日 14時) (レス) id: 15c763c3c7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ふたみや遥 | 作成日時:2021年5月21日 17時