ep.26 いざ開幕 ページ27
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-ピンポーン
「はぁぁぁぁ来た…
どうしよ!来ちゃった!!」
隣に座っている研二くんの背中をバシバシ叩く。
まだ確認してないけど、たぶん千速お姉様!
勘がそう言ってるから間違いない!!
「今回は俺の方が緊張してる・・・」
「料理並べとくぞ」
「ありがとうヒロくん!さすが!すき!!」
「キャベツなくなった」
「頼むからスルーしないで」
「できれば俺も混ぜて」
「てん!
はい、おしまい。お出迎えしてきまーす」
「あんまりだ!」と吠え嘆いている研二くんを無視して下に降りる。
扉を開ければ女神が立っている…
ああどうしようきんちょうしてきたなんてあいさつしようというかあんなこといったのにけんじくんたちのことわからなかったらどうしよ
-ガチャ
「A?」
「ホギャーーーーー!!!!」
ぐるぐると思考が回ってたら目の前に女神がいてもうマジパニックパラダイス(?)
しかも、盛大な悲鳴を聞きつけてヒロくんと明美さんが降りてきました。
上から少しだけ覗いてる研二くんと陣平くんもいました。
すみません。近所の人もすみませんでした。
「で?この男がそうか?」
「違います!
友人の伏代 晃弘くん!
ちなみに、こちらは
千速お姉様に紹介したくて来てもらったの!」
ご馳走が並んだローテーブルを囲んですぐ千速お姉様はヒロくんを睨んだ。
掴みかかりそうな雰囲気を醸し出すので、慌てて否定する。
「…そうか。
萩原千速だ、こいつが法を犯したらすぐに連絡くれ」
「最近みんなそんな扱いだな、そろそろ泣くぞ??」
「じゃあ例のホストはどこなんだ?」
「またスルー…
はい、じゃあ呼びますよ。
研二くーん、ご指名入りましたァ!!」
「!?」
名前に反応したのか、コールに驚いたのかは分からないけど、勢いよくこっちを凝視したのは分かった。
直視したいけどできない歯痒さ...!
「ご指名ありがとうございます!
ケンジで〜す!
ダチのジンちゃんも同席させてね〜」
陣平くんと肩組んで寝室から登場してきた。
明美さんとヒロくんは"ジンちゃん"って単語にツボってる。多分だけど。
「おい、どういう事だ…」
さあ、本番はここからだ!
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aaa - ふたみや遥様の作品大好きでずっと愛読してました!更新とても嬉しいです!ありがとうございます、!! (2023年5月5日 14時) (レス) id: 15c763c3c7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ふたみや遥 | 作成日時:2021年5月21日 17時