ep.10 美人との出会い ページ11
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驚き過ぎた陣平くんの運転が危ないと判断し、運転を代わったヒロくん。
助手席で頭を抱えてる陣平くんを尻目に外を眺めていると、美女を発見した。
おさげヘアーだがあれは美人。
わたしの目に狂いはない!!
「ごめん!美女見つけたから降りる!!」
「は、ちょ、Aさん!?」
動いている車から飛び降りる。
ちゃんとドア閉まってるな、よしよし。
手を振って事件性がないことを周りにアピールしてから、先ほどの美女を探す。
どっこかな、どっこかな、美人さん♪
ルンルンで探しているとおさげヘアーを発見!
きっと彼女だ!!
「そこのおさげヘアーの貴女!」
「えっ、わ、私ですか!?」
テキトーに店を探してる風を装って、なんとか近場の喫茶店に連れ込んだ。
ふっふっふっ、美人とお茶できるとか今日はツイてるなぁ
「Aさんはお仕事何されてるんですか?」
「んー、普通に企業勤めよ」
「できる女って感じですもんね!
カッコイイです!」
「キレイな子に褒められると照れるわね」
素直な美人さんは広田雅美さん。
名前までふつくしい…尊い…
「私なんかよりAさんの方がすごくお綺麗じゃないですか!」
「グッ!! 養いたい…」
「ええ!?」
「ごめん、発作なの」
今度は困惑の声を上げさせてしまった。
うん、ごめん。
「あ、ごめんなさい。
ちょっと電話を…」
「どうぞ、いつまででも待ってるわ」
楽しそうに笑ってから席を立った雅美さん。
眼福…やはり美人も養いたい…
…というか、外暗くなったな。
このタイミングで電話…男か!!
そうだよな…あんな美人に男がいない方がおかしいよな…
遅くなって心配させるわけにもいかんから、もうそろそろ帰るとするか…
伝票を持って歩いていると雅美さんが戻ってきた。
「時間を気にしてなくてごめんなさいね」
「そんな!楽しかったです!」
「これ、PHSの番号。
何かあったら連絡して?無くてもウェルカムだけど!」
「近いうちに連絡入れます!
その時に紹介したい子もいて…」
「("子"?)
ぜひ!楽しみにしてるわ!」
タクシー代を渡してから帰路に着いた。
最高に良い日だった…
コナンくんと買い物できたし、陣平くんとヒロくんとも出掛けれたし!
最後の締めに美女!!
次会うのが楽しみすぎる!
この数日後に警察に呼び出されるなんて思いもしなかった──
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aaa - ふたみや遥様の作品大好きでずっと愛読してました!更新とても嬉しいです!ありがとうございます、!! (2023年5月5日 14時) (レス) id: 15c763c3c7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ふたみや遥 | 作成日時:2021年5月21日 17時