ep.1 自己の説明と ページ2
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さて、諸君!
顔が整っている者は好きか?
わたしは大好きだ!大好物だと言ってもいい!
顔が整っていれば、男女関係なく好きだ。
かわいい男性、かっこいい女性なんでもござれだが、やはり男性にときめく方が多いのは性なのかもしれない。
ただ、子供はダメだ。
そりゃ可愛いとは思うこともあるが、どうも苦手だ。
…年上過ぎても何も思わないから正常なのかもしれん。
話を戻そう。
アパートに越してから何かとお世話になっていた近所の豪邸、工藤宅。
あの"闇の男爵"シリーズでお馴染みの天才作家、工藤優作のお宅である。
そして、その奥様はあの伝説の大女優、藤峰有希子。
近所が一気に神聖な区域になった瞬間だった。
優作さん(恐れ多いがこう呼んでくれと頼まれた)と有希子さん(これまた本人の希望)の息子、新一くん。
ダンディさ世界一の人と、世界一可憐な美女の血を引く新一くんが好みじゃないわけがない!!!!!
出会った時はまだ...幾つだ?12か?まぁ中学生ぐらいだったけど、可愛さの爆発を喰らった。
あの時はまだ自分も若かったから、中学生はセーフの範疇じゃねぇわ犯罪だわ危ねえ危ねえ正当化するところだった。
ではなく、わたし史上最高クラスの美男美女のご子息様が空手家美少女の彼女とのデートから帰ってきていないらしい。
え?何がどうしてこの話になるのかって?わたしにも分からんな!
まぁ冗談はさておき、空手家美少女こと蘭ちゃんとの会話を思い出そう。
──・──・──
-ピンポーン、ピンポーン
「はい、どちら様?」
《Aさん!私です、蘭です!》
「待っててすぐ降りる」
ただならぬ雰囲気を感じ取り、急いで降りてから玄関の扉を開けた。
するとそこには走ってきたのか、額に汗を浮かばせ息の上がっている蘭ちゃんがいた。
「どうし「あの!新一 来てませんか!?」...来てないけど、今日は遊園地に行ったんじゃなかったの?」
「そうなんですけど、先に帰っててくれって…
でもまだ帰ってきてないんです!
電話にも出なくて、もしかしたらAさんの家に来てるのかなって…」
「女の子を送らずにここへ来た奴を迎え入れるほど優しくはないさ。
家には行ったのかい?
雨に濡れて風邪引く前に、風呂に入ってるかもしれんぞ」
「Aさんのところに居なかったら行こうと…」
「先に頼ってくれて嬉しい限りだ。
家にいなかったら工藤邸から電話してくれ」
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aaa - ふたみや遥様の作品大好きでずっと愛読してました!更新とても嬉しいです!ありがとうございます、!! (2023年5月5日 14時) (レス) id: 15c763c3c7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ふたみや遥 | 作成日時:2021年5月21日 17時