変人には眼福を！【名探偵コナン】

ep.0 近隣の変人 ページ1

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米花町のとあるアパートにその変人はいた──




「ﾝｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞ」



-ﾋﾟﾝﾎﾟｰﾝ

-ｶﾁｬ
「どちら様？」

《隣人及び近所の人が怖がってんぞっていう知らせと、晩飯》

「どちら様かって聞いてんだよ、開いてるから勝手にどうぞ」

《なっ！？不用じ》-ｶﾁｬﾝ-


相手が何かを言っていたが、インターホンの受話器を置いた。

そして家主は大雑把に片付けを始めた。


「Aさん！開けっ放しは危ないって何度言えば分かるんですか！
お邪魔してます！！」

「んぁああああ！！今日も顔が良いな新一少年！！！」

「……今日も元気そうでなによりです」


膝から崩れ落ち顔を両手で覆い天を仰ぐ女性と、その様子を見て呆れたように笑う少年の図が広がっていた。

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