恋は突然やってくる ページ23
「「はやくぅ〜！！！！！」」
この姉弟は血が繋がらなくとも繋がっている。
なんたって先ほどから
2人してウキウキしている。
いやAが幼稚園児と
同じ思考回路なだけかもしれない。
「ルハン！何ぼーっとしてんの！
早くロウソク消す準備しなさい！」
私はあんたの母さんか！
とか自分でツッコミながら
ロウソクをもう一度つけ始める。
たぶん先ほどはスギョンが
消したのだろう。
ロウソクの炎を見ながら
今までのことを思い出した。
最初にAと会ったのは
新入社員の内定式。
ただ席が隣だっただけ、
けれどあの希望と光に
満ち溢れた横顔に心を
奪われるのは簡単だった。
そこから入社し、
毎日毎日叱責されながら
それでも食らいついて
仕事をした。
そんな中でも出来ないなりに
笑顔で頑張る女、Aの姿も
俺の目には映った。
友人の前でも笑い。
先輩の前でも笑い。
そんなやつが暗く誰もいなくなった
オフィスの中で1人泣いていた。
「あ…みら…れちゃった…ね」
無理して笑うそんな顔見たくなくて
LH「笑うな」
そしたら涙腺が壊れたぐらいに泣きやがった。
俺の卸したばかりのYシャツの上で。
まぁ、俺が抱きしめたんだけど。
けど！卸したばっかりだぞ…
今でもこれだけは根に持ってる。
抱きしめながら背中叩いて
少し落ち着いてきた時に聞いた。
お世話になっていた里親が
事故で死んだことを。
まず孤児だったことにも驚いたが
そんな素振りをまったく見せずに
会社に出勤し仕事しているAを
すごいと思った。
こんな抽象的な言葉では表せない
衝撃を受けた。
いつだか上司が大声で怒鳴っていたが
彼女は仕事が出来なくて
いっつも残業しているのでない。
ただ1人になった家に帰りたくなくて
夜遅くまで疲れて何も考えずに
寝るだけになれるように
仕事を遅くまで残すのだった。
「笑っちゃうでしょ？」
なんて切なく笑うから
LH「いや、むしろ尊敬する」
そう言ったら
「ルハンくんって意外と優しいんだね。」
近くで見た笑顔は天使のようだった。
これが俺が2度恋に落ちた瞬間。
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すん姫 - オンニ、更新頑張ってください^^ (2015年2月6日 16時) (
レス) id: c9ca713a15 (このIDを非表示/違反報告)
すん姫 - ハヌルです、名前変わってすん姫ですwオンニ、中学卒業までお待ちくださいw卒業次第で作者デビューします、ハイw (2015年2月1日 20時) (レス) id: c9ca713a15 (このIDを非表示/違反報告)
赤髪(プロフ) - HaNeulさん» お！必ず見に行きますね〜！ (2015年1月27日 18時) (レス) id: da3953c7c0 (このIDを非表示/違反報告)
HaNeul - 赤髪さん» 作品読ませていただきました!本当に嬉しかったです^^ヒョクティメインでしたね、本当に感謝しています! (2015年1月27日 16時) (レス) id: c2a2de0204 (このIDを非表示/違反報告)
HaNeul - 赤髪さん» そうなんですよね〜wでも、今日やっと終わりました、解放されました!あとは合否次第w合格して、BかA特待をとればパソコンを手に入れられます!wそれだけのために頑張ってたのでwデビューしたら、つまらないとは思いますが読んで下さいw (2015年1月27日 16時) (レス) id: c2a2de0204 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：赤髪 | 作成日時：2014年10月16日 19時
