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思い立ったら即行動するべきである ページ23
「そういえば今度女子会するって話出てるけど逆先も来るでしょ？」
「せっかく休暇...じゃないけど貰えたし、参加させてもらおうかな」
「うちから連絡だしとくね」
なんだか高校の頃を思い出して仕方がない。雄英高校での3年間は波乱なものだったけれども、無事全員卒業してヒーローしているのだから大したものだ。
私は伸びをしようと腕をあげれば肋にまだ痛みが残っているらしく、思わずいてっとこぼしてしまった。
「...完治してからじゃないとお酒はダメだから。」
「明後日までには治す。」
「あ、あとちゃんと心操と仲直りしなよ」
そういって彼女は病室を後にした。仲直り...するなら早い方がいいよね。私は早速心操に連絡を入れておいた。退院後、どこかで会えないか、と。
送った後に送ってしまったなんて女子高生のような感情になっている自分に驚きながらも、やっぱり送信取り消ししようかなと考えていたら、あっという間に既読が着いて思わずアプリを閉じてしまったが、バイブが私の手のひらごしに心臓まで鳴り響いた。
恐る恐るスマホの通知を見れば、了承の旨と今週の土曜であれば夜が非番であることが書かれていた。少し返信を考えてから既読をつけ、その日は私の家で少し飲もうと言えば彼らしい猫のスタンプでOKと返ってくるのをみて思わず笑ってしまった。
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作者名：爆蜜柑 | 作成日時：2024年2月2日 18時
