「私と世界、どっちを取る？」【心操人使】 (ページ2)

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進路相談ページ2

これは遡ること雄英3年の時、皆は就活に向けての勉強をしている中私は担任である相澤先生に相談しに行った。

職員室のドアを叩くのはいつになっても緊張するなぁと思っていた時、ガラリと開けばプレゼントマイクがちょうど出てきたので思い切って聞いた。

「マイク先生、相澤先生いらっしゃいますか」
「イレイザーか？ちょっと待ってな。
おいイレイザーお前んとこの生徒が呼んでるぞ！」

先生は急いでいるのか、それじゃあ、色々大変な時期だろうが頑張れよ！と残して私は呆然としていれば相澤先生が来てくださった。

｢先生、もし今お時間ありましたら相談したいことがあるんですが...｣
「わかった、職員室...は話しにくいか。仮眠室でいいか？」
「はい、ありがとうございます。」

先生の後ろを着いていきながら、私は深呼吸をする。先生は私たちが就職すると思っている。けれども将来、もし自分がヒーロー活動出来なくなった時を見据えて私は先生に相談したかったのだ。

仮眠室に入り向かい合って私は深呼吸をする。

「逆先が相談は珍しいからな。就職に関してか？」
「その...私大学に進学しようと思っているんです。けどそれをしたら皆のようにプロヒーローとして活動するのは一歩も二歩も遅れてしまうのは嫌だなぁと思ってて。」
｢なるほどな。｣

先生は少し考えたあと、「どういうことを学びたいんだ？」と私に問う。