紅は光る＿episode39 ページ40
時は少し戻る。全校放送が終わったとき、人の少ない日陰で彼は拍手をうった、その様子を見て眼鏡をかけている男は彼に近づく。
ut「今めっちゃ怪しいぞ俺ら。」
gr「何を言っている、そんなことを思うヤツがいれば、断頭台にでも送ってやるさ。」
ut「そんなキャラやっけ？」
gr「いいや？ところで大先生、今の放送聞いていたか？」
男は鋭く大先生と呼ばれている男を見下ろし見つめる。彼は違法されているであろう煙草を制服のポケットから取り出し吸い出す。
ut「男に見つめられる趣味はないねん。放送は聞いとったけど、なんや？」
gr「その様子、全てを知っているな」
ut「まあせやな、グルちゃんこそA嬢に聞いとったん？」
gr「いいや、ただAの瞳を見ればわかる。」
ut「…耳ちゃうくて？」
gr「あいつが、母親から嫌われている理由だ、まあ簡単に言ってしまえばコネシマと同じ類だな。」
グルッペンと呼ばれる男は意味深気に言う、大先生は驚くように目を見開き、煙草の灰が地面に積もったことに気づかずただ呆然としていた。
時は戻り、本校舎玄関ホールにて
汗が滴る、その汗は髪の毛を伝い台に染みを作る。私の息は上がっており、人は段々と私の前から去っていき、嵐が去った後の静けさを取り戻す。この間特に私の身には何が起こるわけでもなく、ゾム様に着いてもらったことが申し訳なくなるぐらいだった。雨の雫がぽつりぽつりと落ちてくる音が私の耳に鮮明に響く。
zm「お疲れ、この後時間ある？」
「申し訳ありませんわ、この後は社交ダンスのレッスンがありますので、私はここで失礼いたしますわ。」
zm「雨降ってきとるし、傘ないから俺のジャケット使ってや」
「お気遣いありがとう、でも大丈夫よ。傘は持参しているもの。」
zm「わかった！他の奴らには俺から言っとくし、気ぃつけてな」
「ええ、それでは失礼いたしますわ。」
お待たせいたしました、更新再開させていただきます。お時間がかかり申し訳ありませんでした。
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爆蜜柑(プロフ) - くれぴとさん» コメントありがとうございます！夢主ちゃんちゃんと可愛くかけているか不安だったので嬉しい限りです……天才と秀才の違いも意識して話に入れていたので、気づいていただき嬉しい限りです！ (8月23日 3時) (
レス) id: 485e908806 (このIDを非表示/違反報告)
くれぴと - ちょっとヤバイ夢主ちゃんが可愛い((ちょ、夢主ちゃんください(((((殴 この作品みてると学校でこいつ天才やん！っておもっとった人がもしかしたらたくさん努力してたのかなって思いますね… (7月28日 10時) (レス) @page38 id: e2b452ca9a (このIDを非表示/違反報告)
爆蜜柑(プロフ) - いちごおしちゃん☆さん» 閲覧いただきありがとうございます！好きだなんて……嬉しい限りです。これからもいい作品になるよう精進してまいりますので、よろしくお願いします！更新頑張ります！ (7月17日 16時) (レス) id: 485e908806 (このIDを非表示/違反報告)
いちごおしちゃん☆(プロフ) - めっっっっちゃ好きです！！！最高です！！もう、なんか語彙力ないんですけどめっっちゃ好みです！！もう次の更新が待ちどうしいです！！体調に気をつけて頑張って下さい！！！！ (7月13日 21時) (レス) @page26 id: 44c7a03b53 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：爆蜜柑 | 作成日時：2023年6月2日 23時
