放課後デート！＿episode34 ページ30
私はバクバクと脈打つ心臓と震える手を抑えていれば、聞きなれた声に叫ばれる。
rb「あ！おった！」
「ロボロ…」
彼は私の名を呼んだと思えば、走ってきて詰め寄ってくる。思わず後退りをすれば彼は
rb「被っとった授業ん時もおらんかったし、誰も見てへん言うてたから心配やってんぞ？！」
「あぁ、授業中は生徒会室にいたのよ。少し体調が良くなくて…」
rb「けどなぁ 一言ぐらいかけてくれたってええやんか。ってかこれどうしたん？」
彼は自然と私の頬の絆創膏に触れそっとなぞる。傷自体は浅いのだが、絆創膏の上でも触られると少し痛い。
思わず顔をしかめると、彼は少し考えて私に聞いた
rb「もしかして、誘拐されたん…？」
「……そんなわけないじゃない、学校なのよ。これは別に、紙で切ってしまっただけよ。」
私がそういえば、彼は疑い半分で黙りこんでしまった。誘拐された、なんてそんな情けないこと私が1番認めたくないの、心の奥底に苦い気持ちを押し付けた。
「なぜ、そんな顔しているのよ。あなたが思うことは、何一つ無いはずよ。」
rb「じゃあそんなわかりやすい嘘つくなや」
「嘘なんてついていないのだけれど。」
rb「お嬢、嘘つく時な。」
彼は少し背伸びをして私の髪の毛をそっと耳にかけ、耳に触れる。
急なことに思わず頬を染める。
rb「耳赤くなんねん。気づいてなかったやろ？」
彼は困ったように笑う。その雑面の下からでも嘘はお見通しなのか。私は手のひらを痛いぐらい握りしめて
「そんなはずないわ、仮に嘘でも。気づかないふりして見逃すのが紳士じゃないかしら？」
rb「俺は別に紳士とちゃうで。それに、昔から見てきてんねん。分からんかったら専属執事失格や。」
彼がそう言った。私は自分が段々と惨めに見えてくる、わかっているようで何も分かっていないのは私の方だ。
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爆蜜柑(プロフ) - くれぴとさん» コメントありがとうございます！夢主ちゃんちゃんと可愛くかけているか不安だったので嬉しい限りです……天才と秀才の違いも意識して話に入れていたので、気づいていただき嬉しい限りです！ (8月23日 3時) (
レス) id: 485e908806 (このIDを非表示/違反報告)
くれぴと - ちょっとヤバイ夢主ちゃんが可愛い((ちょ、夢主ちゃんください(((((殴 この作品みてると学校でこいつ天才やん！っておもっとった人がもしかしたらたくさん努力してたのかなって思いますね… (7月28日 10時) (レス) @page38 id: e2b452ca9a (このIDを非表示/違反報告)
爆蜜柑(プロフ) - いちごおしちゃん☆さん» 閲覧いただきありがとうございます！好きだなんて……嬉しい限りです。これからもいい作品になるよう精進してまいりますので、よろしくお願いします！更新頑張ります！ (7月17日 16時) (レス) id: 485e908806 (このIDを非表示/違反報告)
いちごおしちゃん☆(プロフ) - めっっっっちゃ好きです！！！最高です！！もう、なんか語彙力ないんですけどめっっちゃ好みです！！もう次の更新が待ちどうしいです！！体調に気をつけて頑張って下さい！！！！ (7月13日 21時) (レス) @page26 id: 44c7a03b53 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：爆蜜柑 | 作成日時：2023年6月2日 23時
