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...............あ、その顔は
この紙袋の中身わかってるんだ。
Aの顔が少し曇る
俯きながら、
「 ごめん、ギョンスオッパ............... 私、今年もチョコないの。」
何?そんなこと?
「 ....ぶはっ 」
思わず吹き出してしまった俺に対してAは、オドオドしてる。
「 別にチョコなんて俺は要らないよ。
Aってやっぱ馬鹿だね〜.. 」
常に思ってた事を今日はバレンタインだから
特別に口に出してみようと思って。
勿論、Aは、はぁ〜っ?って顔してたけど。
「 俺は、料理できないAが好きだよ。
それに、いちいち他の人の家に行ってまで作ったりしようなんて思わないよ...
Aだからしてるだけ。会いたくて来てるだけ。
好きだからしてるだけ。...これで、分かった? 」
目が潤んでるAは、これでもかって位に頷いて
「 オッパ、大好き! 」
って、言った。
そんなAが可愛くて、頭を撫でた後
泣きあとが薄ら残るAの頬にキスした。
..........................ね?
案外、逆チョコもいいでしょ?
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作者名:ゆんえ | 作成日時:2014年2月5日 0時