exo 短編集 (ページ9)

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バレンタイン当日。

昨日の夜、ギョンスオッパから電話がかかってきて

「さっき、いい忘れたけど
俺明日4時から仕事ないか5時からAの家いくから。」

って....

無茶すぎにも程あるでしょ。

だからお昼ご飯の休憩も抜いて、必死に早く終わらせた

いつも帰るのは大抵5時過ぎなのに、休憩無しで仕事に熱中してたから4時位に終わった。

そして今は、ギョンスオッパが来るのを待ってます

さっきまでサイドに一つで纏めてた髪の毛を下ろして毛先だけを巻いた。

突然開く音がする玄関のドア

誰かはもう分かってる
その音共に、私の口元も緩む。

近づいてくる足音とオッパの匂い

そして私のお腹にまわってるギョンスオッパの手
..................あ、ぎゅーってされてるんだ。

「 A～」

って、ギョンスオッパが私の名前を呼ぶと同時に
差し出したものはピンクの紙袋

うむ...........、想定内 (笑)
けど、やっぱり申し訳ない。