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あ、まずい。ドレッシングがない。
「ジョンデ〜、ちょっとコンビニ行ってくるよ」
「何買うの？俺も煙草買おーっと」
パーカーを羽織って自然に手を繋がれる。
「Aさーん」
「ん？」
「前、このコンビニの前ですれ違いましたよね？」
あー…そうだった。
なんかすっかり忘れてた、かも。
「女の子と一緒だったね」
「それはそうだけど…でもAさんも男と一緒だったよね。」
「あの子は弟みたいな子で…」
「その子、煙草吸うの？」
え？ジョンインの事だよね？
「吸わないけど…」
「そうだよね、まだ子供みたいだったしね。」
「まぁ……」
「じゃ、そいつとは別人？」
ずっと前だけを見て歩いていたジョンデがこっちを向いた。
「吸い殻の彼は？…”ジョンイン”？」
…え？
「Aさん、ジョンインって誰？」
「な、んで、その名前」
「さぁ。何ででしょ〜？」
真顔から笑顔になったジョンデ
「今日ゲーセンにいたね、Aさんの”弟”」
ね？って首を傾ける
何でだろう、冷や汗が出てきた
「何で話し掛けなかったの？」
「や、向こうも友達と一緒だったし…見間違いかもって、」
「あの子たちってホストじゃないの？」
「えっ！！？」
「すっごいイケメンだったから何と無くそう思っただけ〜。はい、この話終わり！」
また鼻歌をうたうジョンデが
なんだか凄く怖かった。
ジョンインって名前、何で知ってるの？
でもゲーセンの彼=ジョンインだとは分かってないみたいだよね…
しかもホストって…
当てずっぽうで言える職業じゃない気がする。
ぐるぐる回る頭の中。
ジョンデは何をどこまで知ってるんだろう。
いや、別にやましい事は何もない、のだけれど。うん。
矛先がジョンインに向かいさえしなければ、大丈夫だ、きっと。
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あや(プロフ) - はじめまして！すっごく面白かったです^o^！ (2016年4月1日 22時) (
レス) id: 659228d030 (このIDを非表示/違反報告)
U：(プロフ) - 朝、この作品に出会って一気に読み…今は涙ボロボロですw 素敵な作品をありがとうございます!! (2015年9月13日 9時) (レス) id: 6e4069c740 (このIDを非表示/違反報告)
ぽん太(プロフ) - 本当に幸せな気分でいっぱいです(´ー`＊)ありがとうございます！ (2015年9月5日 17時) (レス) id: da438e648a (このIDを非表示/違反報告)
マシュマロ(プロフ) - 読んでて幸せな気持ちになりました(*^^*) (2015年8月5日 9時) (レス) id: ce6b948911 (このIDを非表示/違反報告)
かぴ(プロフ) - yomさん» もしかして…yomさんとは！作者様でいらっしゃいますよね？！ コメントありがとうございます！私もyomさんの作品の大ファンです！本当に感激です！まさかファンの方からコメントを頂けるなんて…！短編も読んでます！本当にありがとうございます！ (2015年6月28日 0時) (レス) id: 84a56e5326 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：かぴ
| 作成日時：2015年5月8日 1時
