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「セフンかっこいいでしょ、セフンみたいなのがタイプですか？」
セフン君とアヨンをチラリと見た私に
そう尋ねてきたカイさん
「いえ！あ、いえって失礼ですけど…そうじゃないです」
「あは、良かった！どういう人がタイプなんですか？」
「えっ…と」
ジョンデみたいな人。
ジョンデみたいにあざとくて
真っ黒で、ずるい人。
「Aさん、恋で悩んでるんですね。」
「えっ！？」
「きっとその人を浮かべたんでしょう？」
「あ…はい」
「その人と僕、似てる所ありますか？」
「似てる所…」
ない
全く真逆だ、何もかも
「ありません…」
「少しも？」
「少しも…」
「よかった！」
「へ？」
「だって、似てたら僕を通してその人を思い浮かべちゃいますよね？似てなくて良かったです。」
そういう考え方なんだ…
何か凄いな、さすがだな
言ってる事が全部正しく聞こえる
無駄な事は聞かないし言わなくていいし
ホストクラブってすごい。
いやカイさんがすごいのか？
「カイさん、お願いします」
黒服のお兄さんがカイさんを呼んだ
「えーヒョン、行っちゃうの？」
またセフン君が乗り出してきて
カイさんに尋ねる
うんうん、もう行っちゃうの？
「僕、ここにいちゃダメですか？」
カイさんが私じゃなく、黒服さんに尋ねる
えーっと…って困った顔して私を見る黒服さん
え、え？私どうしたらいいの？
「Aさん！ヒョンにここに居てほしかったら指名すればいいんですよ！」
横からセフン君が教えてくれる
「指名…あ、じゃあそれでお願いします」
「カイさんご指名ありがとうございまーす！」
黒服さんが声を上げて去って行った。
「もうちょっとAさんとお話したくて…ごめんなさい。」
「いえいえ！私もカイさんが良かったので」
「本当ですか？優しそうだから無理してませんか？」
いえ、全く無理してません。
「Aさん、休みの日は何してます？」
「うーん…買い物とか散歩とか。雨の日以外は外に出るようにしてます」
「アウトドア派なんですね。僕も外に出ます。最近は公園で姪っ子と遊んだり」
この美青年が公園で子供と戯れる？
なんて眩しい光景だろう
居合わせたご近所さんが羨ましい
話していると、また黒服さんがカイさんを呼びに来た
耳元でコソコソと何かを伝えている
え？指名したのに行っちゃうの？
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clk02190107(プロフ) - 凄く凄く面白いです！！続き読んで来ますね！！ (2016年3月3日 21時) (
レス) id: 29415058f0 (このIDを非表示/違反報告)
かぴ(プロフ) - あきさん» ありがとうございます！！もう〜！そんな事言われたら調子に乗っちゃいますよう！いやいやこんな素人の小説、無料でいくらでも読んでください（笑）！感想を糧にして頑張ります！！ (2015年5月8日 2時) (レス) id: 84a56e5326 (このIDを非表示/違反報告)
かぴ(プロフ) - みきりんさん» ありがとうございます！ジョンデって本当に、何なんでしょう！？いい人にも悪い人にも見えるって本当謎ですよね。うまく表現できるように頑張ります！ (2015年5月8日 1時) (レス) id: 84a56e5326 (このIDを非表示/違反報告)
かぴ(プロフ) - ゆかりさん» いつもありがとうございます！私も指がプルプルなるほど書くのが辛い場面が沢山あります(>_<)が、しかし！書かないとですね〜！ゆかりさんのようにこの作品を愛してくださる人の為に頑張ります！ (2015年5月8日 1時) (レス) id: 84a56e5326 (このIDを非表示/違反報告)
あき - 誤字がありました。大変失礼しました。かぴさんこれからも頑張ってください！ (2015年5月7日 2時) (レス) id: 246a635b02 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：かぴ
| 作成日時：2015年4月22日 0時
