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Aさんの家のドアを開ける前に
手で少し髪を乱す。
着ていたジャケットを手に持ち替える。
「Aさん、来たよー！」
「ジョンデ、わ！もしかして走って来たの？」
「うん、Aさんに早く会いたくて！」
思った通りに反応してくれるAさんが可愛い。
…可愛い？…可愛い。
Aさん、優柔不断だから
こんな単純な事でまた心が揺らぐでしょ？
「そ、そっか。ありがとう。ソファ座って休んで？」
「はーい。でもAさんも一緒に〜」
「わ！」
手を引いてボスン、とソファに沈む。
そのままの体制で聞く。
「Aさん？それで…話って何？」
「ジ、ジョンデ。ちょっと離して」
「やだ。何か嫌な予感するんだもん。」
Aさんの唇が、微かに震える。
言うの？ねぇ、言うの？
「んーでも気になる、何？」
「……何でも、ない」
…勝った。
今日の所は”ジョンイン”に勝った。
「やー！呼び出しておいて何なんですか〜！」
「はは…ごめんごめん、」
凄く楽しくて安心して仕方がない。
やっぱり俺は、俺から離れられないAさんが好きだよ。
「話があるなんて嘘でしょ？本当は俺に会いたかっただけでしょ？」
可哀想でしょ、ジョンデ
何も気付かない、ジョンデ。
「…そう！そうなの、ごめんね？」
「可愛いから許します」
ハートをつけて微笑むと
Aさんの頬もゆるゆると上がった。
そう、それでいいんだよ。Aさん。
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clk02190107(プロフ) - 凄く凄く面白いです！！続き読んで来ますね！！ (2016年3月3日 21時) (
レス) id: 29415058f0 (このIDを非表示/違反報告)
かぴ(プロフ) - あきさん» ありがとうございます！！もう〜！そんな事言われたら調子に乗っちゃいますよう！いやいやこんな素人の小説、無料でいくらでも読んでください（笑）！感想を糧にして頑張ります！！ (2015年5月8日 2時) (レス) id: 84a56e5326 (このIDを非表示/違反報告)
かぴ(プロフ) - みきりんさん» ありがとうございます！ジョンデって本当に、何なんでしょう！？いい人にも悪い人にも見えるって本当謎ですよね。うまく表現できるように頑張ります！ (2015年5月8日 1時) (レス) id: 84a56e5326 (このIDを非表示/違反報告)
かぴ(プロフ) - ゆかりさん» いつもありがとうございます！私も指がプルプルなるほど書くのが辛い場面が沢山あります(>_<)が、しかし！書かないとですね〜！ゆかりさんのようにこの作品を愛してくださる人の為に頑張ります！ (2015年5月8日 1時) (レス) id: 84a56e5326 (このIDを非表示/違反報告)
あき - 誤字がありました。大変失礼しました。かぴさんこれからも頑張ってください！ (2015年5月7日 2時) (レス) id: 246a635b02 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：かぴ
| 作成日時：2015年4月22日 0時
