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食べかけのパスタをそのままに
私は走り出した。
『ヒョン本当にこれで良かったんですか？』
『セフン、黙って。アヨンさんがいる』
タクシーを止めたいけど
行列が、なかなか進まない
『ヒョン！』
『ちょっと、セフンどういう事？』
『アヨン、ヒョンは嘘つきなんかじゃないよ。』
『セフン。』
『ヒョン！Aさんの事、死んだヌナに似てるって言ってたじゃん！』
『セフン！』
全然動いてくれない列に痺れを切らして
再び走り出す
『僕ヒョンから言われてたの。Aさんが店に来たら、何でもいいから嘘つきって事にしてヒョンから遠ざけてって。』
『え…え？何で、ですか？カイさん』
やっと一台止めてすぐに乗り込む
『ヒョン、僕ヒョンの言うこと聞かなきゃ良かった、すごく後悔してる今』
『ねぇ、カイさん…』
『……ヌナは好きな人との幸せを掴んだんです。』
運転手さんに早く、早くと伝える
『支えるのが僕の役目だったから。』
『でも…ヒョン、Aさんの事好きになっちゃったんでしょ、？』
『ヌナは、幸せになった。それを壊すような事したくないんです。…この場所に来たら、ダメなんです。』
繁華街の少し手前で進まないタクシーを降りた
あの店に向かって走り出す
『僕は、ホストだから。』
『…ホストでもいいじゃん！ヒョン。』
『きっと、ヌナの彼氏はそうは思わないでしょ？』
『カイさん、今日は本当に私が無理矢理誘ったんです、』
『違うんです。そうじゃないんです。僕が…僕が辛いだけなんです。』
ヒールが靴擦れを起こしてジンジンと痛む
でも、そんな事どうでも良かった
はやく、はやく
あの子の元へ
「カイさん、これ以上一緒にいると辛くなるって。だからもう会わずに心の中でヌナを応援するって。カイさんが言ってたAの好きな人がジョンデって知って、最初は祝福しようと思ったよ。
でも…A、いま、本当に幸せ？」
店のエレベーターに飛び乗る
”ヌナのその笑顔、大好き”
”まるで私の顔が見えてるみたいだね”
”…見えてるよ、離れてても目の前にいるみたいに浮かんでくるよ”
ずっとずっと
私を本当のヌナと重ねてくれてたの？ジョンイン。
エレベーターが彼のいる場所に着いた
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clk02190107(プロフ) - 凄く凄く面白いです！！続き読んで来ますね！！ (2016年3月3日 21時) (
レス) id: 29415058f0 (このIDを非表示/違反報告)
かぴ(プロフ) - あきさん» ありがとうございます！！もう〜！そんな事言われたら調子に乗っちゃいますよう！いやいやこんな素人の小説、無料でいくらでも読んでください（笑）！感想を糧にして頑張ります！！ (2015年5月8日 2時) (レス) id: 84a56e5326 (このIDを非表示/違反報告)
かぴ(プロフ) - みきりんさん» ありがとうございます！ジョンデって本当に、何なんでしょう！？いい人にも悪い人にも見えるって本当謎ですよね。うまく表現できるように頑張ります！ (2015年5月8日 1時) (レス) id: 84a56e5326 (このIDを非表示/違反報告)
かぴ(プロフ) - ゆかりさん» いつもありがとうございます！私も指がプルプルなるほど書くのが辛い場面が沢山あります(>_<)が、しかし！書かないとですね〜！ゆかりさんのようにこの作品を愛してくださる人の為に頑張ります！ (2015年5月8日 1時) (レス) id: 84a56e5326 (このIDを非表示/違反報告)
あき - 誤字がありました。大変失礼しました。かぴさんこれからも頑張ってください！ (2015年5月7日 2時) (レス) id: 246a635b02 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：かぴ
| 作成日時：2015年4月22日 0時
