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週末、仕事が終わってジョンデとご飯を食べて
一緒に家に帰る。
ジョンインからの連絡は相変わらず、ない。
彼氏になったジョンデは完璧だったし
むしろ私の中の黒と白は間違ってたのかと思う程に
ここ最近で状況が変わり過ぎている。
「Aさん、この前アヨンさんとどこ行ってたの？」
ソファで寛ぎながらジョンデが聞く
「え？あー普通にご飯食べて帰ってきたよ。お酒飲んでたからすぐ寝ちゃった」
嘘をつく事に罪悪感もあったけど
言わなくていい事実もあると思った。
「ふーん、そっかぁ。」
それ以上何も言わないジョンデは
またテレビのバラエティに目を向けて
手を叩いて笑っている。
私も一緒に笑った。
内容はよく分からなかったけど
ジョンデと一緒に笑った。
早く頭の中から居なくなって、ジョンイン。
その後お風呂に入って
ベッドの中でジョンデの腕に包まれる。
私を見下ろして、額にうっすら汗をかく彼が一瞬、ほんの一瞬だけど。
何故かちょっと悲しそうに笑った。
その顔がまたジョンインと重なって、思わず目を閉じた。
スースーと眠りにつくジョンデを眺める。
幸せなのに。
こんなに幸せなのに。
ブブ、とジョンデの携帯が鳴る。
画面が表を向いていてメッセージの内容が表示されていた。
ほんの出来心で携帯を手繰り寄せる。
『ジョンデ、明日は会えないの？』
…………………
深い、溜息を吐いた。
何だ、このメッセージは。
女性の名前でこのメッセージという事は
多分私の予想は間違ってない。
思わず画面をタッチすると、トーク履歴が出てくる。
…やっぱり。
完全に黒だという内容のやり取りがそこにはあった。
どうやら、昔関係を持っていた人のようだ。
日付を見るとここしばらくは連絡を取っていなかった人みたいだけど、
私が返信をしなかった日の翌日に
ジョンデの方からコンタクトを取っている。
「はぁ……」
また溜息を吐いた。
この男は、もうどうしようもないのかもしれない。
そりゃあもちろんショックだったけど
何より一番驚いた事は
以前のように、私の目から涙が出てこない事だった。
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clk02190107(プロフ) - 凄く凄く面白いです！！続き読んで来ますね！！ (2016年3月3日 21時) (
レス) id: 29415058f0 (このIDを非表示/違反報告)
かぴ(プロフ) - あきさん» ありがとうございます！！もう〜！そんな事言われたら調子に乗っちゃいますよう！いやいやこんな素人の小説、無料でいくらでも読んでください（笑）！感想を糧にして頑張ります！！ (2015年5月8日 2時) (レス) id: 84a56e5326 (このIDを非表示/違反報告)
かぴ(プロフ) - みきりんさん» ありがとうございます！ジョンデって本当に、何なんでしょう！？いい人にも悪い人にも見えるって本当謎ですよね。うまく表現できるように頑張ります！ (2015年5月8日 1時) (レス) id: 84a56e5326 (このIDを非表示/違反報告)
かぴ(プロフ) - ゆかりさん» いつもありがとうございます！私も指がプルプルなるほど書くのが辛い場面が沢山あります(>_<)が、しかし！書かないとですね〜！ゆかりさんのようにこの作品を愛してくださる人の為に頑張ります！ (2015年5月8日 1時) (レス) id: 84a56e5326 (このIDを非表示/違反報告)
あき - 誤字がありました。大変失礼しました。かぴさんこれからも頑張ってください！ (2015年5月7日 2時) (レス) id: 246a635b02 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：かぴ
| 作成日時：2015年4月22日 0時
