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「ごめんね、でも今日はアヨンの付き添いだからさ。それにジョンインに会いたかったし」
「僕も、本当に会いたかったよ。」
「その割に全然連絡くれなくなったじゃない。ヌナは寂しかったよ。」
「だって…もうヌナには連絡しない方がいいかなって。」
「何でそんな事言うの〜。」
ジョンインは何故か少し元気がないように見えた。
いつもキラキラな笑顔で私を後押ししてくれたのに。
そんなに嫌だったかなぁ、店に来たの。
相変わらず人気者のジョンインは
10分経った頃に、向こうの席に呼ばれてしまった。
寂しいけど仕方ない。
「セフン、よろしくね。」
わざわざセフン君に声を掛けて席を立った
う、うんって頷くセフン君。
「ヌナ、すぐ戻ってくるからね。」
「うん！ファイティン！」
へへ、って笑って歩いて行く。
あぁ美しい後ろ姿。
「…さん、Aさん。」
ぼーっと見惚れていたら
セフン君から呼ばれている事に気付く。
「わ、ごめん、何？」
「ヒョンと仲良しみたいですね〜聞いてますよ」
「ふふ、うん。仲良しなの！可愛いよね。弟みたい」
「ヒョンも本当のヌナみたいに思ってるんじゃないかなぁ〜」
うんうん、って頷くセフン君
「そうだといいな…。ジョンインの家族代わりになれたらな、って」
「家族代わり？」
「あ…うん。彼から事情は聞いてるんだ。その…家族がいないって事も。」
そう言うと、セフン君は顔を歪めた。
「え？ヒョン、家族いますけど。」
………………え？
「ヒョンには、ご両親とヌナがいますよ。」
「……えっ、と。え？」
ちょっと待って。
え、家族居ないって確かに言ったよね？
頭がぐるぐるする。
あれ、私の勘違いだったかな
いや…違う、確かに彼は犬と二人だって言った。
「セフン、どういう事！？カイさん、Aに嘘ついてるの？あーほら、やっぱホストだ。」
アヨンが呆れたように溜息を吐く。
セフン君はそんなアヨンを宥めている。
その時、
「ただいま、ヌナ。」
振り返ると
にっこり笑ったジョンインが、そこに居た。
「あ…おかえり、ちょっとごめんジョンイン、私帰る、」
「…そう？じゃあ見送るよ。」
「いい！大丈夫だから、ごめんアヨン、先に帰る」
お札を二枚置いて、ジョンインの横をすり抜けてその場から走り去った。
A！
アヨンが叫ぶ声がしたけどそのまま走って
エレベーターを閉める。
「はぁ…はぁ…」
動悸が治まらない。
ジョンインが、嘘をついてた？
本当の黒は？
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clk02190107(プロフ) - 凄く凄く面白いです！！続き読んで来ますね！！ (2016年3月3日 21時) (
レス) id: 29415058f0 (このIDを非表示/違反報告)
かぴ(プロフ) - あきさん» ありがとうございます！！もう〜！そんな事言われたら調子に乗っちゃいますよう！いやいやこんな素人の小説、無料でいくらでも読んでください（笑）！感想を糧にして頑張ります！！ (2015年5月8日 2時) (レス) id: 84a56e5326 (このIDを非表示/違反報告)
かぴ(プロフ) - みきりんさん» ありがとうございます！ジョンデって本当に、何なんでしょう！？いい人にも悪い人にも見えるって本当謎ですよね。うまく表現できるように頑張ります！ (2015年5月8日 1時) (レス) id: 84a56e5326 (このIDを非表示/違反報告)
かぴ(プロフ) - ゆかりさん» いつもありがとうございます！私も指がプルプルなるほど書くのが辛い場面が沢山あります(>_<)が、しかし！書かないとですね〜！ゆかりさんのようにこの作品を愛してくださる人の為に頑張ります！ (2015年5月8日 1時) (レス) id: 84a56e5326 (このIDを非表示/違反報告)
あき - 誤字がありました。大変失礼しました。かぴさんこれからも頑張ってください！ (2015年5月7日 2時) (レス) id: 246a635b02 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：かぴ
| 作成日時：2015年4月22日 0時
