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靴を脱いで自分の家みたいに
私の部屋に入って行くジョンデ。
キッチンの前を通り過ぎる時
ハタリ、と動きが止まった。
「…ねぇ、」
「え？」
「これ、何ですか？」
慌てて近寄ってみると
ジョンインの吸い殻。
「あっ！！」
何故か慌てる私とは裏腹に
ジョンデは微動だにしない。
「ジ、ジョンデ。あのこれは、」
「Aさんてそういう人？」
…へ？
二本の吸い殻を思いっきりゴミ箱に投げ捨て
腕を掴まれる。
「そういう人だったんだ」
「ちょっ…と、待ってよ。」
私がどんな思いで…
ジョンインは優しさだけでここに居てくれたのに。
私ならいい。
でもジョンインの事をそう思われるのは心外すぎて、涙が溢れそうだ。
「Aさん、ほんとは俺に言いたい事いっぱいあるでしょ？」
あるよ、沢山ありすぎるよ。
何でいきなり微笑むの、ジョンデ。
「最初は何も言わないでくれる人が良かったんだけど、もう言っていいよ。Aさん、言って」
「…！」
「他の男に言う位なら直接俺に言って？」
両手を取られて顔を覗かれる
もう、どうなってもいいや
ジョンデが催促するんだもん
もう知らない
「ジョンデが…」
「うん」
「好きな子いるの知ってるし、私の代わりなんていくらでもいるって言うのも知った…！私の事なんか遊び程度で、いつか、どうせ……っ」
ボロボロと溢れて止まらない涙
どうしても声が詰まる
「ジョンデ……」
言いたい事も聞きたい事も沢山あるけど
一番言いたい事を言ってもいいですか？
「私、ジョンデが、大好きなの…っ」
「…うん。それが聞きたかった」
そう言うと、思い切り抱き締められた。
どういうハグか、そんな事どうでもいい。
ただ、苦しくて切なくて
やっぱり、とても嬉しかった。
「ジョンデがいないと、生きていけない程…ジョンデが好き、」
「…Aさんが素直だ。偉いね。」
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clk02190107(プロフ) - 凄く凄く面白いです！！続き読んで来ますね！！ (2016年3月3日 21時) (
レス) id: 29415058f0 (このIDを非表示/違反報告)
かぴ(プロフ) - あきさん» ありがとうございます！！もう〜！そんな事言われたら調子に乗っちゃいますよう！いやいやこんな素人の小説、無料でいくらでも読んでください（笑）！感想を糧にして頑張ります！！ (2015年5月8日 2時) (レス) id: 84a56e5326 (このIDを非表示/違反報告)
かぴ(プロフ) - みきりんさん» ありがとうございます！ジョンデって本当に、何なんでしょう！？いい人にも悪い人にも見えるって本当謎ですよね。うまく表現できるように頑張ります！ (2015年5月8日 1時) (レス) id: 84a56e5326 (このIDを非表示/違反報告)
かぴ(プロフ) - ゆかりさん» いつもありがとうございます！私も指がプルプルなるほど書くのが辛い場面が沢山あります(>_<)が、しかし！書かないとですね〜！ゆかりさんのようにこの作品を愛してくださる人の為に頑張ります！ (2015年5月8日 1時) (レス) id: 84a56e5326 (このIDを非表示/違反報告)
あき - 誤字がありました。大変失礼しました。かぴさんこれからも頑張ってください！ (2015年5月7日 2時) (レス) id: 246a635b02 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：かぴ
| 作成日時：2015年4月22日 0時
