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眩しい光が顔に当たって目が覚める
涙の跡で頬がぱりぱりする
「あっAヌナ、おはよう」
目を擦り声のする方を見ると
ジョンインがキッチンに立っていた
「勝手に触ってごめんね。朝ご飯、作ろうと思ったんだけど…」
ちょっと焦げたトーストと
形の崩れた目玉焼きを
バツが悪そうに差し出してくる
「ほとんど自炊しないから失敗しちゃった」
そう笑うジョンインに
心がポカポカと温かくなった。
じんわりして、笑うしかなくなる。
テーブルにお皿を置いて
こっちこっち、と手を引く
「ヌナ、笑顔でおはよう出来たね？」
「…ん。ジョンインのおかげだよ、ありがとう」
「僕は何もしてないよ。」
おずおずと頭を下げたら
ジョンインがくしゃくしゃっと撫でてくれて
一緒にいただきますをする。
って…
昨日は何も考えずにそばにいてなんか言っちゃったけど！
「ジョンイン！」
「わっ！びっくりした、なに？」
「昨日…仕事は！？」
トーストをモグモグさせて
目をパチクリするジョンイン
「んーと…」
「もしかして休んだ？」
「昨日もきっと暇な日だったから、大丈夫」
………やってしまった。
星の数ほどのお客様が彼を待っていただろう
あまりにも夜の香りがしなさすぎて
すっかり忘れていた。
「ほんっっっとにごめん！お詫びに今日行くよ、お店」
「だーめ。」
「私が行った所で何のお役にも立てないけどさ…」
「うん、お役に立てないから大丈夫！」
あははは、冗談冗談！って笑う
いや、そうなんだけど…
「それに、日曜日は定休日だから今日もお休み。」
「そんな…」
申し訳なさすぎて項垂れる
「ジョンイン、携帯に沢山メッセージ来てるんじゃないの…？」
「電源切ってた！見てみる？怖いかもよ〜」
ふふふと笑う彼はスマホの電源を入れた
みるみるうちに増えていく通知の数字
LINE258通……
着信に至っては入りきれていない。
恐ろしい………
「わー沢山来てる」
「それ、全部返すの？」
「勿論！」
「凄いなぁ…」
「感謝だね。」
感謝？
うっとおしくないの？
いや、私が言えたもんじゃないけど。
すると、ジョンインの携帯が鳴った
「あっやば。」
ちょっとごめんね、って立ち上がって
もしもし〜って電話に出たジョンイン
「昨日は体調が悪くて休んじゃったんです。はい、あ、今日？今日はダメだよ。ごめんなさい」
お客様らしき人と会話をする彼を見て
ジョンデよりも、好きになったら辛いのは
もしかしたらこの人なのかも…と思った。
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clk02190107(プロフ) - 凄く凄く面白いです！！続き読んで来ますね！！ (2016年3月3日 21時) (
レス) id: 29415058f0 (このIDを非表示/違反報告)
かぴ(プロフ) - あきさん» ありがとうございます！！もう〜！そんな事言われたら調子に乗っちゃいますよう！いやいやこんな素人の小説、無料でいくらでも読んでください（笑）！感想を糧にして頑張ります！！ (2015年5月8日 2時) (レス) id: 84a56e5326 (このIDを非表示/違反報告)
かぴ(プロフ) - みきりんさん» ありがとうございます！ジョンデって本当に、何なんでしょう！？いい人にも悪い人にも見えるって本当謎ですよね。うまく表現できるように頑張ります！ (2015年5月8日 1時) (レス) id: 84a56e5326 (このIDを非表示/違反報告)
かぴ(プロフ) - ゆかりさん» いつもありがとうございます！私も指がプルプルなるほど書くのが辛い場面が沢山あります(>_<)が、しかし！書かないとですね〜！ゆかりさんのようにこの作品を愛してくださる人の為に頑張ります！ (2015年5月8日 1時) (レス) id: 84a56e5326 (このIDを非表示/違反報告)
あき - 誤字がありました。大変失礼しました。かぴさんこれからも頑張ってください！ (2015年5月7日 2時) (レス) id: 246a635b02 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：かぴ
| 作成日時：2015年4月22日 0時
