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「ヌナ、美味しい！」
待ちに待った週末の夜
チキンにかぶりつくジョンインが
私の部屋にいた。
こんな週末を過ごす日が来るなんて
一体誰が想像しただろう？
食べ盛りの彼の年齢を聞くとなんと私より4つも年下だった。
彼いわく
「お客様に年齢を聞く事はタブーなんだ」
だそうだ。
背も高く大人っぽい顔立ちで
その包容力は、どう見ても反則でしょう！
そう思いながら食器を洗おうとしたら
洗剤が切れている事を思い出す。
「あっ。洗剤切れてたんだった！ちょっとコンビニまで買いに行ってくるね」
「待って、僕も行くよ」
危ないから、と
そう言う彼の好意に甘えて二人で家を出た
ジョンインは誰かと違って
手を繋いだり気軽に触れてきたりもしない。
その距離感がまた心地よくて
コンビニまでの道のりも気分が良かった。
適当な洗剤を手に取って
ジョンインが選んだグミを見てまた笑う
凄いギャップだな。
お会計を済ませてコンビニを出る時
足が竦んだ。
ジョンデだ。
こちらに向かって歩いてくる男女がいて
その男の方は、確実にジョンデだった。
「ジョンイン、早くいこ、」
「…Aヌナ、あの人？」
鋭いジョンインはすぐに察した。
でもそれどころではない。
何故かと言うと
ジョンデの隣を歩いていた女の子は
あの日見た、彼の幼馴染ではなかったから。
私の敵はあの子だけじゃなかった。
二番手にもなれてないなんて、
わかっていたけど本当にそうだなんて。
あの子の代わりの私の代わりも
いくらでもいるんだよって、
そう言われた気がした。
ジョンインの腕を引いて足早にその場を去る時、一瞬ジョンデと目が合った気がした。
一瞬、彼が笑った気がした。
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clk02190107(プロフ) - 凄く凄く面白いです！！続き読んで来ますね！！ (2016年3月3日 21時) (
レス) id: 29415058f0 (このIDを非表示/違反報告)
かぴ(プロフ) - あきさん» ありがとうございます！！もう〜！そんな事言われたら調子に乗っちゃいますよう！いやいやこんな素人の小説、無料でいくらでも読んでください（笑）！感想を糧にして頑張ります！！ (2015年5月8日 2時) (レス) id: 84a56e5326 (このIDを非表示/違反報告)
かぴ(プロフ) - みきりんさん» ありがとうございます！ジョンデって本当に、何なんでしょう！？いい人にも悪い人にも見えるって本当謎ですよね。うまく表現できるように頑張ります！ (2015年5月8日 1時) (レス) id: 84a56e5326 (このIDを非表示/違反報告)
かぴ(プロフ) - ゆかりさん» いつもありがとうございます！私も指がプルプルなるほど書くのが辛い場面が沢山あります(>_<)が、しかし！書かないとですね〜！ゆかりさんのようにこの作品を愛してくださる人の為に頑張ります！ (2015年5月8日 1時) (レス) id: 84a56e5326 (このIDを非表示/違反報告)
あき - 誤字がありました。大変失礼しました。かぴさんこれからも頑張ってください！ (2015年5月7日 2時) (レス) id: 246a635b02 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：かぴ
| 作成日時：2015年4月22日 0時
