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「Aさんごめんなさい。少しだけ行かなくちゃ…すぐに戻ってきます。」
「あ、はい」
そう言ってぺこりとお辞儀をして
歩いて行ってしまった。
後姿もハンパないイケメンだなぁ…
「AさんAさん」
「え？」
お決まりのセフン君
「ヒョン、ここのナンバーワンなんです」
「えっ！ナンバーワン！？」
人気だろうとは思っていたけど
ナンバーワンって何かもっとギラギラしてるのかと…
「だから他でも指名が入ったらそっちにも行かなくちゃいけないんです。」
「そうなんですね…」
「シャンパン入れたらすぐ戻ってきますよ〜ふふ」
「ちょっとセフン！」
アヨンがセフン君を叱る
「シャンパンが入った席には戻らなくちゃいけないシステムなんです〜」
アヨンに口を塞がれながらも
もごもご喋るセフン君
これは、シャンパンを入れろという事か？
「シャンパンっていくら？」
「一万円からありますよ〜」
「A！セフンの言う事は聞かなくていいから！」
一万円って意外に安いな
うーん。
もうちょっと飲みたい気分だしな
「じゃ、それを…」
「わーい！ありがとうございまーす！」
セフン君が黒服さんに伝えて
アヨンが頭を抱えている
すぐにシャンパンが運ばれてきて
カイさんが飛んできた
「Aさん！何してるんですか！」
「セフン君が、シャンパンを入れたらカイさんが戻ってくるって教えてくれて…」
「あぁ〜…もう、セフン！そういうのはダメだって言ったろ？」
「ごめんなさい〜。だってAさん、寂しそうだったから」
ペロ、と舌を出して注がれたシャンパングラスでアヨンと乾杯している
「はぁ…あ、ちょっとすみません」
通りすがりの黒服さんに声をかけるカイさん
「ここのシャンパン、お会計につけないで下さい。僕が払います」
「えっ！？いいですよカイさん。頼んだの私ですし…」
「こういうのはダメです。初めて来て何もわからない女性を煽るの、嫌いなんです。」
何か…凄く申し訳ない気持ちになった
「違います、怒ってる訳じゃないんです。ただ…Aさんから、シャンパンを入れないと戻って来ない男だと思われるのが嫌なだけです。だからこれは僕が奢ります」
そう言って微笑んでグラスを手渡してくれたカイさん
”奢ります”
ジョンデの合言葉
カイさんの優しさ
また一瞬浮かんでしまったジョンデを
掻き消すように
一気にグラスを傾けた
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clk02190107(プロフ) - 凄く凄く面白いです！！続き読んで来ますね！！ (2016年3月3日 21時) (
レス) id: 29415058f0 (このIDを非表示/違反報告)
かぴ(プロフ) - あきさん» ありがとうございます！！もう〜！そんな事言われたら調子に乗っちゃいますよう！いやいやこんな素人の小説、無料でいくらでも読んでください（笑）！感想を糧にして頑張ります！！ (2015年5月8日 2時) (レス) id: 84a56e5326 (このIDを非表示/違反報告)
かぴ(プロフ) - みきりんさん» ありがとうございます！ジョンデって本当に、何なんでしょう！？いい人にも悪い人にも見えるって本当謎ですよね。うまく表現できるように頑張ります！ (2015年5月8日 1時) (レス) id: 84a56e5326 (このIDを非表示/違反報告)
かぴ(プロフ) - ゆかりさん» いつもありがとうございます！私も指がプルプルなるほど書くのが辛い場面が沢山あります(>_<)が、しかし！書かないとですね〜！ゆかりさんのようにこの作品を愛してくださる人の為に頑張ります！ (2015年5月8日 1時) (レス) id: 84a56e5326 (このIDを非表示/違反報告)
あき - 誤字がありました。大変失礼しました。かぴさんこれからも頑張ってください！ (2015年5月7日 2時) (レス) id: 246a635b02 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：かぴ
| 作成日時：2015年4月22日 0時
