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部屋に着いたらもっと凄かった。
ピンクパレスのスイートルームは、
想像をはるかに超えていた。
「本当に、夢みたい…部屋何個あるの！？こっちを荷物置きに使って…こっちに買った物を置いて…あっちが寝る部屋！」
「迷子になるなよ」
「迷子になりそー！！」
あちこちに物を置いて、
部屋中バタバタと走り回ってたら本当にちょっと迷ってしまった。
丁度入り口のとこに居たらしく、
ノックと共に入ってきたホテルの方に着いて
ミンソクのいる場所まで戻る。
ウェルカムシャンパンとフルーツだそうだ。
なんて幸せなの〜！！
乾杯をしてクイッとグラスを傾けると
移動疲れと時差ボケのせいか、睡魔が襲ってくる。
あれだけ寝たのに…何故…
寝ちゃダメだ、と思いながら意識を手放した。
「…A、……A」
「…ん？」
「このまま寝るか？それなら寝室に行け。その体制は身体痛くなるだろ」
「寝ない！わぁ…ごめん、また寝ちゃった…」
幸い時計を見ると、30分も寝てなかった。
早速ショッピングに出掛ける為にスーツケースを置いた寝室に行き、着替える。
寝ちゃったから化粧も直さなきゃ…
えっと、ポーチを入れたバッグはどこに置いたっけ？
……え、どこだっけ。
「ミンソク！私どこに荷物置いたっけ！？あちこちに置きすぎてどこにどれがあるか…」
寝ちゃったから更に記憶が飛んでる！
やれやれ、とやってきた社長が
呆れた表情で親指をリビングの方にクイクイと向ける。
ついて行くと、私があちこちにばら撒いた荷物達が全部ひとまとめにしてソファに置いてあった。
「どうせこんな事になるだろうと思ってな。」
「…ミンソク様〜〜！！！」
「俺はお前の保護者か。」
「さすがです…ありがとうございます…」
「ほれ、早く行くぞ。」
「化粧直さなきゃ…」
「別にそのままでも、」
「可愛い？」
「…早く治せ！」
「ううん！やっぱりいい！行こう！」
フッと笑って差し出された手を握って
ルンルンで部屋を出た。
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halohalo976(プロフ) - 数年前に大好きで読んでいて、今でも忘れられずふとまたこの作品を読みたいなと思ったのですが...サイトに飛んだのですがページがないようで...他の作品も大好きなのでぜひとも公開して頂けないでしょうかㅠㅠ生きる活力をください..._:(´ཀ`」 ∠): (2021年10月5日 1時) (
レス) id: 66d856abd6 (このIDを非表示/違反報告)
叶多(プロフ) - サイト飛んだんですが、ページがないみたいで。すごく好きな話だったんでまた読みたいんですが(><) (2020年2月7日 2時) (レス) id: 6f8ef4ca07 (このIDを非表示/違反報告)
のんちー(プロフ) - もう更新しないのですか？続きが気になってます。 (2018年9月4日 20時) (レス) id: bf0265463f (このIDを非表示/違反報告)
Dollar - シウちゃんを愛する気持ちと一生添い遂げようと思いました。笑笑 (2018年1月2日 22時) (レス) id: 44faffd26a (このIDを非表示/違反報告)
苺於(プロフ) - 初めまして！ほんとにこのお話大好きです！もうヤバイです！(語彙力…) 受験勉強そっちのけで読み込んでしまって気づいたら半日終わってました(T_T) シウちゃんまじで好きすぎる。器のでかさ半端ないっす。もはや尊敬のレベル！かぴさんのファンになりました！ (2017年12月11日 18時) (レス) id: 759e9cc09f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：かぴ
| 作成日時：2015年4月3日 12時
