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「それにしても何だこのダサい格好は」
お父さんの大きいステテコからちょこんと手を出して可愛い
「お父さんのだからごめんね」
「…お父様のか。ダサいって言った事は伝えるなよ」
「ふふ。あ、お風呂入りなよ。沸いてるから」
「一緒に入るか」
「……そうしようかな」
「はいは……は？」
まさか私が乗るとは思わなかったのか
ピタリと静止する社長
「…どこの誰がお前をこうしたんだろうなぁ」
照れたように笑って頭を掻いた
両親が寝てるから
シーって言いながらソロリソロリとお風呂を終え、私の部屋の狭いシングルベッドに潜り込んだ
「狭くてごめんね」
「これが庶民ベッドか。どうせくっついて寝るんだ。丁度いい」
「ふふ、そうだね」
向かい合って笑う
社長の逞しい腕に身を委ねた
「今日は抱き締めて寝るだけで我慢してやる」
「実家だもんね」
「俺は理性のある男だからな」
「あはは」
「早く寝ろ、俺が瞑想してる間に」
「はぁい」
彼の胸元に添えていた手を、脇の間から出して背中にぎゅーっと回した
下から見上げると、唇を噛み締めぐっと目を瞑っている
その首筋にちゅっとキスをした
また一瞬顔をしかめた後、こちらを見下ろす
瞳が揺らぐ
「…A」
「なに？」
「悪い女だ」
「んー？」
「とぼけるなよ、俺のせいじゃないからな」
ごめんね
でも今日はもっともっと貴方と愛し合いたいんだ
そばに居れる事が、当たり前じゃないんだってわかったから
狼になった彼から組み敷かれながら
お互いに酸素不足になりながら
この人と触れ合える幸せを思いっきり噛み締めた
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halohalo976(プロフ) - 数年前に大好きで読んでいて、今でも忘れられずふとまたこの作品を読みたいなと思ったのですが...サイトに飛んだのですがページがないようで...他の作品も大好きなのでぜひとも公開して頂けないでしょうかㅠㅠ生きる活力をください..._:(´ཀ`」 ∠): (2021年10月5日 1時) (
レス) id: 66d856abd6 (このIDを非表示/違反報告)
叶多(プロフ) - サイト飛んだんですが、ページがないみたいで。すごく好きな話だったんでまた読みたいんですが(><) (2020年2月7日 2時) (レス) id: 6f8ef4ca07 (このIDを非表示/違反報告)
のんちー(プロフ) - もう更新しないのですか？続きが気になってます。 (2018年9月4日 20時) (レス) id: bf0265463f (このIDを非表示/違反報告)
Dollar - シウちゃんを愛する気持ちと一生添い遂げようと思いました。笑笑 (2018年1月2日 22時) (レス) id: 44faffd26a (このIDを非表示/違反報告)
苺於(プロフ) - 初めまして！ほんとにこのお話大好きです！もうヤバイです！(語彙力…) 受験勉強そっちのけで読み込んでしまって気づいたら半日終わってました(T_T) シウちゃんまじで好きすぎる。器のでかさ半端ないっす。もはや尊敬のレベル！かぴさんのファンになりました！ (2017年12月11日 18時) (レス) id: 759e9cc09f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：かぴ
| 作成日時：2015年4月3日 12時
