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目の前から聞こえてきた言葉に俺は一瞬、心の声が漏れたのかと思ったけど。
目を見開いてAさんを見つめると、ニコッと微笑まれた。怒ってる時のシュアに似てるな、なんて考えてた。
「マネオッパ、おっさ……PDに連絡して」
「わかった」
側にいたAさんのマネージャーがすぐに電話をかけだした。
今、おっさんって言わなかった？PDってJYPの社長さんのことだよな？あれ？聞き間違い？
戸惑っている俺にAさんは再度ニコッと微笑む。同じ笑顔なのにさっきとは全然違う。
「先に謝っておきますね。余計なお世話だったらすみません」
なんのことだろう？
戸惑っている俺とは違い、Aは堂々としてる。同じ新人とは思えないぐらい。
もやもやしたままスタッフに案内され、近くの椅子に座りセットが準備されるのを眺めていたら、Aさんのマネージャーが戻ってきた。
横にはなぜか焦った様子のおじさん二人。
「すみません！ちょっと手違いがありまして…ジョンハンさんとAさんには申し訳ないのですが、控え室で少しお待ちください」
「え？」
「わかりました。終わったら呼んで下さい」
戸惑う俺を余所に、Aさんは冷静に答える。何か起きてるんだ？
「ジョンハン、とりあえず行くぞ」
なぜか険しい顔をしたマネヒョンが、俺に声をかける。Aさんはすでにマネージャーと控え室に向かっていた。
控え室に着くと、マネヒョンはここで待ってろと俺に言うなり控え室から出てった。あのマネヒョンが少し慌ててる。素直に言うことを聞く質じゃない俺は、マネヒョンを探しにすぐに控え室を出た。
「…すみません」
しばらく歩き回っていたら、マネヒョンの声が聞こえてきた。誰かと話してる。もちろん会話を盗み聞きするために、俺は近くの自販機に隠れて様子を伺った。
マネヒョンと…あれはAさんのマネージャー？
「謝らないでください！Aがワガママで言ったことなんで」
「いや…ウチのジョンハナのためですよね？本当にすみません」
「Aのやつ好き嫌いがハッキリしてるんで。陰口言うスタッフとは仕事したくないなんて、ホント我が儘で困りますわ」
そう言ってるAさんのマネージャーさんの表情は言葉とは裏腹に優しい笑顔。
「ウチの社長もAと同じタイプで。会社の権力使うのAは嫌がるんですけど、今回は許せなかったみたいです」
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澪怜(プロフ) - 美紀さん» 美紀さん、コメントありがとうございます！最高ですなんて本当に嬉しいです！美紀さんも体調にはお気をつけてお過ごし下さいね。 (2020年6月8日 13時) (
レス) id: 3fb34bc7ee (このIDを非表示/違反報告)
澪怜(プロフ) - ponponさん» ponponさん、コメントありがとうございます！更新遅くてすみません。楽しんでもらえるよう頑張りますね！ (2020年6月8日 13時) (レス) id: 3fb34bc7ee (このIDを非表示/違反報告)
美紀 - 移行おめでとです最高です更新大変だと思いますが頑張ってください応援してますコロナウイルス流行ってるので気を付けてくださいね (2020年5月18日 20時) (レス) id: 8204dae0fb (このIDを非表示/違反報告)
ponpon - このお話すごく面白いです！続き楽しみにしてます！ (2020年5月7日 2時) (レス) id: ced7731a7e (このIDを非表示/違反報告)
澪怜(プロフ) - ゴリの子さん» ゴリの子さん、返信遅くなってごめんなさい！そんな風に言ってもらえるなんて嬉しいです！コメントを見て私も召される寸前でした！笑 (2020年4月24日 18時) (レス) id: 06042ee2af (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：澪怜 | 作成日時：2019年6月18日 18時
