I am TWICE！

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遊園地の後は海に行き、ペンションに着いても馬乗りゲームをして終始テンションの高かった私たち。
夕飯のバーベキューで激辛の焼鳥を食べたチェヨンが、辛さのあまり泣き出すハプニングはあったものの、今日のミッションは達成できそうだ。


楽しかった１日の締め括りは、みんなで火を囲みながらメンバーからの手紙を読むというもの。これはスタッフさんが私たちを泣かせようと立てた作戦だな。

バーベキューを始める前に、メンバーそれぞれへの手紙を全員が書いていた。スタッフさんたちの作戦と分かりつつも、結構真面目に書いちゃったんだよね。


「えっと、まずは私からね。『ダヒョナへ、中敷きは』…って！」


自分に宛てられた手紙を自分で読むことになり、トップバッターのダヒョンへのいきなりの暴露発言にダヒョン以外のメンバーはゲラゲラ笑ってる。
ダヒョンは手紙の主であるジョンヨンに目線だけ向ける。差出人の名前を言えないからね。

次の手紙を読み始めようとしたダヒョンだが、躊躇してるのか微妙な間が空いた。


「……『愛するダヒョナへ。いつも周りの事を考えて明るい雰囲気を作ってくれてありがとう。ダヒョナの気配りにいつも助けられてます。情けないオンニでごめんね。マンネラインなのに、妹たちのために我慢してることもたくさんあるよね。ダヒョナが辛い時、気づいてあげられるように努力するし、ダヒョナもいっぱいオンニに甘えてくれていいんだよ。そして、たまには頬っぺた触らしてね。ダヒョナ愛してるよ。』……この人は頬っぺた触らないと気が済まないんですかね」


当たり前。私の癒しのひとつだからね。
ちらっと私の顔を見て微笑むダヒョン。


「有り難いです。いつも気にかけてくれて…」


静かに涙を流すダヒョンを、隣に座るナヨンが愛しそうに頭を撫でる。ナヨンも私と同じ気持ちなんだろうな。

ダヒョンは全ての手紙を読み終えると、幸せそうに微笑んでいた。


「次は私だね……『大切な親友へ。辛いときも楽しいときも常にナヨナが側にいてくれたから、今、私がここにいられるんだよ。本当に感謝してもしきれないぐらい。ありがとう。いっぱい迷惑かけてごめんね。私もナヨナの支えになれるように頑張る。これからも二人で妹たちを守っていこうね。ナヨナ愛してるよ』」

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