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「とうとう来たね…!」
「あぁ〜めっちゃ緊張する〜」
目の前の扉には『EXO様』という文字。アイドル界の頂点に君臨しているといっても過言ではないグループ。
EXOに関しては、私に教えてくれる時のメンバーの熱の入れ様は凄かった。憧れてるメンバーも多いのだろう。
「みんな一段と緊張してるね」
「そりゃそうよ。天下のEXO先輩だからね」
緊張してないのはAだけでしょ、なんて憎まれ口を叩くナヨンも緊張してるのが伝わってくる。あのナヨンが緊張するほどそんなに凄いグループなのか。←
人数が多いから覚えるのに必死だった記憶しかない。とりあえずイケメンばっかだった気がするような。
「one in a million!TWICEです。よろしくお願いします!」
ジヒョの掛け声に合わせて全員で挨拶をすると、先輩方からパチパチと拍手が送られる。
肌が白くてとてつもなく美肌なイケメンがニコニコしながら近づいてきた。
「リーダーのスホです。こちらこそよろしくね」
ジヒョと握手を交わす姿は正にリーダーって感じ。真面目な人なんだろうな。
「うわ〜みんな可愛いね!」
「こらベク、初対面で失礼だろ」
子犬みたいにニコニコしてるのがベッキョン先輩、その先輩を嗜めてるのがD.O先輩。よしよし、ちゃんと覚えてるぞ。
「はい!俺、全員の名前わかるよ!」
元気よく挙手して全員の名前を言ってくれたのはチャニョル先輩。SIXTEENから見てくれてたと聞いて、メンバー全員嬉しそう。
和やかな雰囲気の中、ふと自分に向けられてる視線に気づく。奥のソファに座っていた人物に目を向ければ、気のせいじゃなかったようで視線が交わる。
何でジッと見られてるんだろう。
「…ねぇ、俺の事覚えてる?」
私の目の前に立ち、突然そんな事を聞いてくるもんだから全員の視線が私たちに集まる。
EXOに知り合いなんていないはずだけど。
「えっ!?ミンソギヒョン知り合いなの!?」
「キャー何何!?」
困惑している私を置いてきぼりにしてはしゃぎ出すチャニョル先輩とベッキョン先輩。女子かっ!
「えーっと…シウミン先輩とは今日初めてお会いしたはずですけど…」
頭をフル回転させるけど、まったく覚えがない。古いナンパか?(←失礼)
シウミン先輩は私の様子に怯むことなく、猫みたいな鋭い目でじっと見つめてくる。
…………ん?猫目?
「はぁ、じゃあヒントね。温泉」
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澪怜(プロフ) - 祇王さん» 祇王さん、コメントありがとうございます。返信が遅くなり大変申し訳ないです。続編できました。楽しんで頂けると嬉しいです。これからもよろしくお願いします! (2019年6月18日 18時) (レス) id: e266c2a85a (このIDを非表示/違反報告)
祇王(プロフ) - 続きお願いします、早く見たいです〜 (2019年4月23日 0時) (レス) id: 54c6e010a8 (このIDを非表示/違反報告)
澪怜(プロフ) - ぽて子さん» ぽて子さん、コメントありがとうございます!大好きって言ってもらえてとても光栄です!ホシくんとの絡みですね。わかりました!セブチはまだまだ勉強中で希望に添えるか不安ですが頑張ります! (2018年12月28日 1時) (レス) id: e266c2a85a (このIDを非表示/違反報告)
ぽて子(プロフ) - 澪怜さんのお話大好きです!CARAT なのでハニさんとの絡みとても楽しみです!私はホシペンなのでホシくんとの絡みもぜひ入れて貰えれば嬉しいです!!これからも応援しています! (2018年12月26日 14時) (レス) id: 1031b97982 (このIDを非表示/違反報告)
澪怜(プロフ) - 宮村さん» 宮村さん、コメントありがとうございます!すれ違い多すぎですよね(笑)すみません。まだまだすれ違うかも…です(笑) (2018年12月26日 8時) (レス) id: e266c2a85a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:澪怜 | 作成日時:2017年10月17日 1時