I am TWICE！

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今年はMAMAに呼ばれることになった俺たち。でも大賞を獲れるわけではないから、まだまだ頑張らないとなとみんなで話している時だった。


「おい！ジミナっ！」


ただでさえ声がでかいマネヒョンがさらに大声を出して練習室に駆け込んできた。
普段とは違う様子にみんなの頭にはハテナマークが浮かんでる。


「僕ですか？」


どうせ大したことじゃないんだろうな、と思いながら呑気に答えるけど、息を切らしたマネヒョンはすぐには答えない。


「はっ…MAMAに、出るぞっ！」


誰も何も言わなかったけど全員こう思ったに違いない。今、その話してたんだよって。
でも、マネヒョンの次の言葉に耳を疑った。


「TWICEも出演者リストに載ってる！」

「…嘘」


マネヒョンにはメンバー以外に唯一、Aとの関係を話していた。だから会う機会が欲しいと僕が望んでるのを知ってて、急いで教えに来てくれたんだ。Aたちのデビューと僕らのカムバの時期も被らなかったから今年は会えないと諦めてた。


「えっ！だってデビューして１ヶ月そこらじゃない？」

「TWICEすげーっ！」


ヒョンたちが驚いて大騒ぎしているのに、僕の隣にいるジョングクは俯いているだけで何も言わない。どうしたんだろうと心配していると、急に顔を上げたジョングク。真剣に僕を見つめてみんなには聞こえない声で呟いた。





「ジミニヒョン…よかったですね」





その一言で嬉しくて泣きそうになった。

僕の見間違いじゃない。
だって、グクの目が赤くなって潤んでいたから。

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