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友達、か
ただの友達があんなことするかな…
(正確にはまだしてない)
ミンギュくんが友達だと思ってても、相手はそう思ってないって可能性が
「Aちゃん
眉間にシワ寄ってる」
「へ」
指でつんっと押され
思わず間抜けな声が漏れた
「ヤキモチ？」
「……」
「本当にただの友達だよ。俺はあいつのこと女の子として見てない。
俺にはAちゃんがいるし、あいつも彼氏いる」
「え！」
「？」
「彼氏、いるの？」
「うん」
お互い恋人がいるのに、2人きりでお酒を飲んでた
もしかして
恋愛相談だったのかな
だから、あの人泣いてたのかな
キスも
酔っ払ってたからしちゃっただけで
深い意味はないのかも
「……」
「どうしたの？」
「…ううん。大丈夫」
"ただの友達"
"女の子として見てない"
ミンギュくんがそう言ってるし
安心してもいい…よね
ミンギュくんが私じゃない誰かとキスをするのは嫌だけど
それが原因で私たちが別れたり
あの人と付き合ったり
そういうことは考えない方が良さそう
「ミンギュくん」
「ん？」
「私、ミンギュくんが好き」
何があってもそれは変わらない
「え〜、どうしたの急に。照れるな…嬉しいけど。
俺も好きだよ。Aちゃんが大好き」
防げるものなら防ぎたい
でも
ダメなら、それで仕方ない
すごくすごく嫌だけど
あの未来が現実として起きたとしても
私がミンギュくんを嫌いになるわけじゃないから
ーーーーー
ーーーー
ーーー
あれから数日後
ミンギュくんから
"今日は友達とご飯食べて来る"と連絡があった
友達って
もしかして、あの人のことだろうか
「……」
未来が見えたということはまだ言っていないので、直接聞くことは出来なかったけど
どうしても気になって
私は1人であの居酒屋さんに向かった
「…
……ミンギュくん」
思った通り
ミンギュくんとあの女の人がお店の中にいる
しばらくそこで待っていると
酔ってフラフラした女の子を支えながら、ミンギュくんがお店から出て来た
このままだと…本当に……
「ちゃんと歩けよ」
『んんー』
「重い」
『わっ』
「ほら、危ないって」
バランスを崩して
ミンギュくんに抱きつく
「あんなに飲むからだろ」
『だって…
あんたが、悪いんでしょ』
「はぁ？」
『あんたが、あたしのこと』
次第に近づく距離
やだ、
やだよ
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あまいくりーむ(プロフ) - レモンさん！素敵なお話ありがとうございます！本当好きー！キュンしました！ありがとうございました！ (2020年3月29日 8時) (
レス) id: 9358b5978b (このIDを非表示/違反報告)
みな(プロフ) - レモンさんのお話いつもすごく面白くてときめきます。すごく好きです。無理せず更新頑張って下さい。応援してます。 (2020年3月19日 11時) (レス) id: 6d460acf42 (このIDを非表示/違反報告)
あまいくりーむ(プロフ) - レモンさーん！トキメキのお話ありがとうございます！夢の様なストーリー！キュンと癒されました！ありがとうございました！ (2020年3月19日 10時) (レス) id: 9358b5978b (このIDを非表示/違反報告)
Eno.(プロフ) - レモン様、こんにちは！とても面白い小説を書いていただきありがとうございます！短編集って、読みやすいし、メンバー全員と恋できるし、良いことばかりですね！！これからも更新待ってます！ (2020年3月17日 2時) (レス) id: 7a57244c2b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：レモン
| 作成日時：2019年12月25日 15時
