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「いつもダンスを一生懸命練習するスニョンくんは…すごく格好良いです。
大好きなことに真剣に取り組む姿は誰よりも魅力的です。
だから、欠点なんかじゃありません」
スニョンくんのことを悪く言われるのがすごく悔しくて
聞かれてもいない私の気持ちまで語ってしまった
『わかった。
あんた、スニョンのこと好きなんでしょ』
「……」
『だからそんな突っかかって来んのね』
『へぇ〜 やっぱスニョンくんモテるんだ』
『別れたの後悔してる？』
『してない』
『あはは、即答』
『あんたも付き合ってみたらわかるよ。スニョンって思ってるほど良い男じゃない。
今はそんな熱く語ってるけど、彼氏になったらがっかりすると思う』
「そんな風に言わないでください」
『まぁまぁ、怒んないで。
スニョンのことあげるから』
「っ、スニョンくんはものじゃない！」
ダメだ
止められない
「どうしてそんなに偉そうなこと言えるんですか。スニョンくんのこと…人のことをそうやってぞんざいに扱う権利があなたにあるとでも？」
『…何。うるさいんだけど』
「あなたはそんなに偉いんですか？バカにして、笑って、貶して…そんなことが出来るほど、自分のことを素晴らしい人だと思ってるんですか？」
『は？喧嘩売ってんの？』
『調子乗ってるね』
『ちょっと押さえてて。痛い目見なきゃわかんないみたい』
「…っ
離してください。話はまだ」
『うざい。黙れ』
左右両方から押さえられた身体
目の前で振り上げられた手
抵抗することも出来ず
ぎゅっと目を閉じた
「何してんの」
『…スニョン』
「えっ、」
目の前の光景に驚いて声が出ない
スニョンくん…
いつからここに？
「早く離して」
『……』
「大丈夫？Aちゃん」
「…う、うん」
『ちょっと。誤解しないでよ？あたしが悪いんじゃなくてその子がムカつくこと言ってきたから』
「理由なんてどうでも良い。やろうとしたことが問題だろ」
『何よ…その子の味方？元カノに対して冷たいんじゃないの？』
「どう思われても良いよ。どうせ俺はつまんない男だから」
『……』
「行こ、Aちゃん」
私の手を引くスニョンくん
今日はもう練習終わったのかな
踊ってるところ見たかったな
なんてことを考えながら彼の背中を見つめた
・
・
・
掴まれた手の温度に気を取られて、どこをどう歩いて来たのかわからないけど
いつの間にか
公園のベンチに座っていた
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レモン(プロフ) - ゆずテムさん» コメントありがとうございます！えええ嬉しいです(TT)もっと素敵なウォヌくん書く予定だったのに！と悔しく思ってたところで…尊いだなんて有難いコメントを…感謝感激です。また頑張ります！ (2018年12月23日 20時) (
レス) id: 66b1f2a509 (このIDを非表示/違反報告)
ゆずテム(プロフ) - こんにちは！！ウォヌさん尊すぎです涙涙涙また更新されるのを楽しみにしております！！ (2018年12月22日 20時) (レス) id: 9c2c49a1ac (このIDを非表示/違反報告)
レモン(プロフ) - あまいくりーむさん» コメントありがとうございます！付き合ってからの2人…なるほど。考えてみますね！私の脳がひらめくまでお待ちください(○´ｰ`)ﾉ (2018年11月3日 12時) (レス) id: 66b1f2a509 (このIDを非表示/違反報告)
あまいくりーむ(プロフ) - お話とっても好きです！楽しかったです！付き合ってからのふたりはどんな感じなのか想像してニコニコしていました。続きのお話書いてくださったら嬉しいです！ (2018年10月28日 19時) (レス) id: 9358b5978b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：レモン
| 作成日時：2018年10月8日 21時
