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「ねぇウォヌくん
スニョンくんってどんな人?」

「どんなって…ダンスが好きな人?」

「それは知ってる!もっと他の情報ください」

「んー
勉強はあんまり出来ないけど、あんま気にしないタイプ。ポジティブかな」

「へぇ!
家族構成は?」

「父1人母1人。あとはお姉さんが1人いた気がする」

「お姉さんかぁ。似てるのかな」

「同じ目だって言ってた」

「見てみたい…
趣味は?お休みの日は何してる?」

「ダンスばっかしてるよ。あとは食べるのも好きだし買い物も好きかも」

「へぇ〜」

「てかさ、
そんなのなんで俺に聞くんだよ。本人に直接聞けば良いだろ」

「……それが出来たら苦労しません」


聞きたいことは山程あるけど、スニョンくんに話し掛ける勇気の無い私はウォヌくんに質問責め

ラーメンを食べようとしているのに私の所為でなかなか進まない



「ねぇねぇウォヌくん
スニョンくんって…」

「お!

ウォヌ〜」

「おう。スニョン」

「!!」


遠くからウォヌくんを見つけたらしいスニョンくんが駆け寄って来た


「腹減った〜
俺も一緒に食べて良い?」

「俺は良いけど」


そう言って私に視線を送る

答えは一択だ


「ど、ど、どうぞ!」

「ありがとう〜」


ガタガタと椅子を引いてウォヌくんの隣に座った



ああああ…どうしよう

斜め向かいにスニョンくんがいる



落ち着いて

落ち着いて

粗相のないように


「いつも2人で食べてんの?」

「ん、大体」

「仲良いなぁ」

「別に普通だろ。な?」

「う、うん」

「本当に付き合ってないの?」

「そんなことで嘘ついてどうすんだ。付き合ってねーよ」

「だって、ウォヌが女の子と一緒にいるところなんて他で見たことねぇもん。怪しい」

「怪しくない。今だってお前の話してただけだし」

「へ?俺の話??」

「丁度良かったじゃん、A。本人に聞けば?」

「!?」


ウォヌくんからの恐ろしいパス

今すぐ逃げ出したいような状況だったけど、スニョンくんの目が私を捉えているので断念した


「なになに?俺に聞きたいことあった?」

「えっと…その…」

「うん」

「あ、あの…」

「うんうん」

「…す」

「す?」

「す…す、好きな…食べ物は……何ですか?」

「え??

好きな食べ物…俺の?」

「は、はい」

「あははっ
面白いな〜 Aちゃん」



何が面白いのか全くわからなかったけど


笑ってるスニョンくんを間近で見て
きゅんきゅんして死にそうだった

4→←2



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レモン(プロフ) - ゆずテムさん» コメントありがとうございます!えええ嬉しいです(TT)もっと素敵なウォヌくん書く予定だったのに!と悔しく思ってたところで…尊いだなんて有難いコメントを…感謝感激です。また頑張ります! (2018年12月23日 20時) (レス) id: 66b1f2a509 (このIDを非表示/違反報告)
ゆずテム(プロフ) - こんにちは!!ウォヌさん尊すぎです涙涙涙また更新されるのを楽しみにしております!! (2018年12月22日 20時) (レス) id: 9c2c49a1ac (このIDを非表示/違反報告)
レモン(プロフ) - あまいくりーむさん» コメントありがとうございます!付き合ってからの2人…なるほど。考えてみますね!私の脳がひらめくまでお待ちください(○´ー`)ノ (2018年11月3日 12時) (レス) id: 66b1f2a509 (このIDを非表示/違反報告)
あまいくりーむ(プロフ) - お話とっても好きです!楽しかったです!付き合ってからのふたりはどんな感じなのか想像してニコニコしていました。続きのお話書いてくださったら嬉しいです! (2018年10月28日 19時) (レス) id: 9358b5978b (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:レモン | 作成日時:2018年10月8日 21時

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