好きです ページ29
きっと…
困ってる
前置きもなしにいきなり会って告白しちゃうバカなんて初めてだろう
でも言葉はこれしか見つからなかった
ベッキョンさんがハッとした顔をした後
すぐ部屋へ入ってしまう
…え
これはどう捉えるべき…？
そう思った瞬間
鍵を閉め忘れていた扉が勢いよく開く
「…ベッキョンさ…」
ズカズカと部屋へ入ってきて
あっという間にベランダへ出て私の隣まで来る
「ベッキョンさ…」
ﾍﾞｯｷｮﾝ「今何て？」
「え…」
ベッキョンさんが少しあった距離をつめる
ﾍﾞｯｷｮﾝ「今…何て言ったの？」
「…ベッキョンさんの事が…」
ヤバい
緊張しすぎて泣きそう
下を向いて涙を堪えながら消えそうな声で言う
「…好きです」
しばらく沈黙が続く
お願いだから何か言って…
ﾍﾞｯｷｮﾝ「…うそ…」
その言葉に上を向いた途端
思いっきり抱き締められる
「え…」
ﾍﾞｯｷｮﾝ「もう一回言って」
私の首に顔を埋めながら
私と同じような消えそうな声で…
これって…
ﾍﾞｯｷｮﾝ「夢じゃないよね」
そう言うと少し私から離れて
ﾍﾞｯｷｮﾝ「ビンタして」
「は！？」
ﾍﾞｯｷｮﾝ「ビンタ」
言われるがままにビンタした
ーパシッ
ﾍﾞｯｷｮﾝ「痛っ！もうちょいゆるめでいいんだけど！でもやっぱ夢じゃない」
そう言いながら再びぎゅっと抱き締められる
私はというと…
頭がパニックだった
「あのっ…これって…」
わからなくなってベッキョンさんの胸を押し返す
「どういう意味の…」
ﾍﾞｯｷｮﾝ「あ…ごめん。つい嬉しくて。色々すっ飛ばした」
すっ飛ばしすぎて気持ちがついていけない
「あのベッキョンさん…花火」
ﾍﾞｯｷｮﾝ「あ…いつの間にか終わっちゃった」
「そっちじゃなくて…花火…あの人と見なくてよかったんですか？」
ﾍﾞｯｷｮﾝ「あの人？…あっAちゃんルハニヒョンと…」
「ルハンさんには…ちゃんと言ってきました…」
ﾍﾞｯｷｮﾝ「…そうなんだ…俺はてっきり2人はもう付き合ってるもんだと…」
「それは…私の方ですよ！ベッキョンさん好きな人いるのに私とこんなこと…」
ﾍﾞｯｷｮﾝ「…え？」
「花火一緒に見たい人いるって言ってたじゃないですか」
ﾍﾞｯｷｮﾝ「いるよ？…でも叶った」
叶った？
ますます頭が混乱してきた
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みるく(プロフ) - saya_＊さん» 最後まで読んで下さってありがとうございました!!そう言って頂けて嬉しい限りです(T^T)あたふた感イメージ通りでよかったぁ(´- `*)w 本当にありがとうございました♪ (2017年10月29日 18時) (
レス) id: fbf7182cb6 (このIDを非表示/違反報告)
saya_＊(プロフ) - 素敵なおはなし、ありがとうございました(*^^*)とても面白くて一気に読んじゃいました♪べくのあたふたしてるかんじがイメージ通りすぎて！(笑)かわいかったです♪ (2017年10月29日 9時) (レス) id: 2aa5de40a8 (このIDを非表示/違反報告)
みるく(プロフ) - ライオンさんさん» ありがとうございます!!そう言って頂けて本当に力になります(T^T)更新遅いですがこれからもよろしくお願いします!! (2017年6月19日 0時) (レス) id: fbf7182cb6 (このIDを非表示/違反報告)
ライオンさん - 面白いですね！更新頑張って下さい！！ (2017年6月18日 10時) (レス) id: 163b1cba9e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みるく | 作成日時：2017年6月4日 22時
