放っておけない存在 ページ12
「え…あの…」
ﾍﾞｯｷｮﾝ「ごめん」
「何が…ですか？」
ﾍﾞｯｷｮﾝ「…わかんないけど…」
ほんとベッキョンさんって…
ﾍﾞｯｷｮﾝ「ほら、俺こんなだから。よく余計な事言っちゃうし」
「…ですね」
ﾍﾞｯｷｮﾝ「あ！…いやまぁ本当の事だもんね。だから…Aちゃんが気に障ること言ったのかと思ってずっと考えてたんだけど…」
思わず吹き出してしまった
「ふふ(^^)ベッキョンさんって小さいこと気にしなさそうなのに1番気にしてますよね」
何も言わずともベッキョンさんの頭の上に？マークが見える
そう
普段冗談ばっかり言ってて明るいのに内面ナイーブだったり
そんなの馬鹿らしいと笑いそうなのにロマンチストだったり
インターホンガンガン鳴らすときもあれば引っ越してきた時も今もハチ公みたく扉の前でひたすら待ったりするときもあって
ほんとベッキョンさんって…
ほっとけない
「どうして…全部自分のせいにしちゃうんですか」
ﾍﾞｯｷｮﾝ「…だってAちゃんが悪いわけないし、原因なんてきっと俺しか…」
「ベッキョンさんのせいじゃないです。どっちかっていうと私の気持ちの問題…です」
ﾍﾞｯｷｮﾝ「気持ちの問題？」
「ってかいつから待ってたんですか？今日仕事は？」
ﾍﾞｯｷｮﾝ「これから」
「こんなことしてる場合じゃないじゃないですか！はい！部屋入って支度して下さい！」
ベッキョンさんの背中を押して誘導する
ﾍﾞｯｷｮﾝ「わかったわかった！あっ！ここまで！」
玄関で急に止まって逆に私の背中を軽く押し追い出される
「何ですか？部屋見られたくないんですか？私の部屋にはズカズカ入ってくるのに？」
ﾍﾞｯｷｮﾝ「えっ…あっいや…ごめん。ちょっと今散らかってて…」
「ふ〜ん。私仕事あるから行きますね」
少し頬を膨らませながらエレベーターまで向かおうとすると
ﾍﾞｯｷｮﾝ「ごめん！ごめんね？怒ってる？」
心配そうな声が背中に飛んできた
「も〜心配しすぎですってば(^^)お仕事頑張って下さいね！」
笑顔で手を振ってエレベーターへ乗るとベッキョンさんも大きく手を振って見送ってくれた
はぁ…
こんな些細なことだけど
何故かかなり気持ちが軽くなった気がした
私はつくづく単純だ
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みるく(プロフ) - saya_＊さん» 最後まで読んで下さってありがとうございました!!そう言って頂けて嬉しい限りです(T^T)あたふた感イメージ通りでよかったぁ(´- `*)w 本当にありがとうございました♪ (2017年10月29日 18時) (
レス) id: fbf7182cb6 (このIDを非表示/違反報告)
saya_＊(プロフ) - 素敵なおはなし、ありがとうございました(*^^*)とても面白くて一気に読んじゃいました♪べくのあたふたしてるかんじがイメージ通りすぎて！(笑)かわいかったです♪ (2017年10月29日 9時) (レス) id: 2aa5de40a8 (このIDを非表示/違反報告)
みるく(プロフ) - ライオンさんさん» ありがとうございます!!そう言って頂けて本当に力になります(T^T)更新遅いですがこれからもよろしくお願いします!! (2017年6月19日 0時) (レス) id: fbf7182cb6 (このIDを非表示/違反報告)
ライオンさん - 面白いですね！更新頑張って下さい！！ (2017年6月18日 10時) (レス) id: 163b1cba9e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みるく | 作成日時：2017年6月4日 22時
