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「あの、ジョンイン？」
さっきまで電話をかけるかかけないか迷っていた相手
KI「ヌナ？」
少し眠そうなジョンインの声が聞こえてくる
「あぁ、ごめん。寝てた？」
KI「いや、大丈夫。どうしたの？」
相変わらずタメ口なんだね
そんなジョンインのことを可愛く思いながら
隣にすーすーと眠っているこの男に視線を向ける
「今、チャニョルが私の家で爆睡中でさ
明日も仕事あるから今日のうちにチャニョル宿舎に帰らせたほうがいいよね?」
あの後、お酒のせいもあってかすぐ寝ちゃって
いまは大胆にいびきをかいている
KI「明日、ヒョンオフだから大丈夫だよ」
「あ、ほんと？
んー、じゃあチャニョルは明日の朝帰らせるね。
ありがとね、ジョンイン」
KI「んー」
「きるよ〜、おやすみ」
KI「ん、Aヌナも」
こっちから電話を切り、スマホを机に置く
思わずため息が出てしまうほど無神経なこの人
今思うとわたしがチャニョルのことを好きになったのは結構最近
高校生の時はシウしか見てなかったような
今思うと高校生時代は
シウのことしか構ってられず事務所に入ったチャニョルのことなんてまったく気にもしてなかった
なんで好きになっちゃったかな
横で寝ているチャニョルを横目に残りのビールを飲みほした
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作者名：ハッピーウィルス。 | 作成日時：2020年3月4日 14時
