チャニョル君の日常 (ページ12)

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youside

ある日突然、チャニョルが聞いてきた。

CY｢ねえねえ、俺のこと、どんな奴だと思ってたの？｣

『爽やかだけど、クールで近くには行けないオーラのある人。』

目を見開くチャニョル。

CY｢えぇぇぇぇっw全然違うじゃん！！！｣

うん、全然違うんだよ。全くもって真逆だよ。

『あの頃は見てるだけだったから気づかなかったなぁ。』

はぁーあ。

CY｢え、ねえ、ため息つかないでくれる？｣

『ふふ、冗談だよ。』

CY｢それいったら、俺も想像と違ったよ？｣

『え、』

CY｢おしとやかで、静かな子だと思ってた。｣

グサッ

チャニョルの言葉が心臓を貫いた。

この瞬間、私は今までの行動を後悔した。

CY｢ちょっと俺、クールになってみるわ。｣

なってみるでなれるもんなの？こういうのって。

チャニョルは途端に、涼しげな顔になった。

CY｢……どうした？｣

え、何が？

CY｢そんなに見られても、俺話すの苦手だから。｣

あ、なに？wもう役に入ってたのね？

CY｢まあ、どうしてもって言うなら、話してやってwwあwやべっw………話してやってもいいけど。｣

いやw頑張ってよwせめて最後まで。

自分でやって笑うとかアウトだよw

CY｢…どう？好きになった？｣

え、言っちゃって良いの？

『全然w』

CY｢えぇぇー、何でよ！めちゃくちゃクールだったじゃん。｣

『これ、クールなのかどうかよく分かんないし、なんか今更感あるし、今のままのチャニョルのがいいよ。』

CY｢良いの？全然クールじゃないけど。｣

『チャニョルの事知って、むしろ今のが好き。』

CY｢マジか//｣

うん、キャピキャピ笑うチャニョルのが全然いいよ。

CY｢俺は、どんなAも好き。｣

CY｢告白してくれたときから、この子は俺が守るって決めたの。｣

急に真面目な顔で言うチャニョル。

CY｢だから、これからもずっと一緒だよ？｣

チャニョルは気づいてないかも知れないけど、私はこのギャップに結構落ちてる。

お茶目になったり、急にカッコよくなったり。

だからもう

『むしろ、私が離さないけど。』

CY｢そ、そうか//｣

CY｢(この予想外に男らしいとこ、好きなんだよなぁ。)｣

『(第一印象なんて関係ないよね。)｣

さらに惹かれあった二人であった。