チャニョル君の日常 (ページ1)

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付き合うまでの過程ページ1

youside

はぁぁぁぁ、まじでチャニョル君かっこいい！

こっち見ないかな、え、でも見られたら私死ぬかもしれない、でもこっからじゃ顔が見えないよぉぉ！

テヨン｢あんた、気づいてる？全部声に出てるかんね？｣

『……う、嘘だぁ』

テヨン｢マジマジ。｣

このように、とんだ失態を初っぱなからぶちまかしてる私は、何処にでもいるフツーの高校生のAといいます。

んで、この強気だよね、全然怖いよねって周りから思われてるけど、めちゃくちゃ優しい私の親友がテヨンといいます。(長い)

そしてそしてぇぇ！

友達とふざけあってめちゃ爽やかな笑顔で微笑むチャニョル君に私ずっと片思いをしています。

『絶対叶わない片思いってキツー。』

テヨン｢いや、まず告白してないじゃない。その前に弱気でどうすんのよ。｣

『勝てない勝負に挑む勇気は私にはない。』

テヨン｢あんた、意外とかわいいし、喋らなきゃね、ほんとに喋らなきゃ美人な方なんだからチャレンジしてみなさいよ。｣

『まじでやめなさい？自分の顔は自分が一番知ってるからね？私が美人だったら、皆超絶美人だかんな！？｣

テヨン｢(ほんと喋んなきゃ良いのに)｣

『あーあ、もう無理だって分かってるから、すっきりするために告白しちゃおうかな。』

テヨン｢！良いんじゃない？うん、そうするべきよ。｣

『振られた私をネタにして笑うのが、楽しみで仕方ないんだろ！』

テヨン｢まあ、それもあるけど、絶対いけるから！｣

『もう！振られたらテヨンのせいにするかんね！』

テヨン｢(まじで、この子鈍感すぎ。何であんなにつよーーーい目力で見てくる視線に気づかないのかしら)｣

『やべw今から緊張して、吐きそう。』

そう、このときはまったく知らなかったのだ。

"彼"が私を見ていたなんて。