チャニョル君の日常 (ページ7)

今日:2 hit、昨日:2 hit、合計:29,042 hit

チャニョル君の嫉妬ページ7

youside

BK「Aちゃん、居る？」

ドアのほうに目をやると、珍しくおっきいチャニョル君じゃなく、子犬のベッキョン君がいた。

『どうしたの？』

BK「実はさ、宿題提出し忘れてて教えてほしいななんて思って。」

『おー、全然いいよ！』

BK「チャニョルも居たらいいんだけどさ、あいつ先生呼ばれてて。だから、チャニョルがくるまでいい？」

こんな可愛いベッキョン君がいうならしかたない。

そのお願い聞きましょう！

『おっけ！』

このころ私は気づかなかったんだ、あんなことが起こるなんて。

........

BK「あー！んでここがこうなるわけね！」

『そうそう！完璧じゃん！』

なんてものわかりのいい子犬なんだ。

私のこの教え方でわかるなんて………

BK「よっしゃー！終わった。終わった」

『よかったね！セーフだ。』

BK「ほんとだよ。ありがとな！Aちゃんのおかげ！」

『そんな、私はなにもしてないよ。』

BK「いや、めっちゃ教え方分かりやすかったよ。」

ああ、きっといいこすぎるんだ、彼は。

ガララララ

CY「ベクー！待たせてごめんなって………え。」

BK「あ、チャニョル。」

CY「え、何でAちゃんと一緒にいんの？」

BK「ああ、宿題教えてもらってただけ。」

CY「二人きりで勉強してたわけ？」

明らかに機嫌悪そうなチャニョル君。

これはなんか、まずい状況じゃないか…?

BK「そんな、機嫌悪くすんなよ。ただ勉強してただけじゃんか。」

CY「そうだけど、なんか…やだ。」

やだって、チャニョル君、かわいすぎじゃない!?

BK「ああ、んじゃ今日Aちゃんと帰ればいいじゃん。俺、先帰るよ。」

CY「え、いいの、べく？」

BK「一応お前の彼女であるAちゃんと一緒に居た俺が悪いわけだし。んじゃ、また明日ー！」

CY「おう、じゃあな。」

バタン

ベッキョン君がいなくなって、チャニョル君と教室に二人きり。

CY「何で、うつむいてるの？A。」

チャニョルさん、呼び捨てです。スイッチ入っちゃってますよー。

CY「俺がいない間にべくと二人きりなんて俺が許すと思う？」

ここは素直に‼

『お、思わないです。』

CY「うんうん。だよね。Aは俺の彼女なんだよ?たとえベクだとしても、ダメ。」

これは、あれだよね。あの[嫉妬]ってやつだよね？

チャニョル君が嫉妬してくれたのか。

CY「俺は、真剣に話してるんだよ？あー、もう怒ったぞ。」

え、にやけてんのバレた感じ?