対立 ページ29
「じゃあ、何かあったら送ります」
KS「了解
いつでも送ってきていいから」
「ありがとうございます」
KS「じゃあね」
「では」
〈ガチャ…〉
「ありがとうございました」
KS「いえいえ」
はぁ…ヌナ、大丈夫かな…。
〈ガラガラ…〉
「ヌナー？」
CY「A、ごめん」
『は？ 何で』
CY「俺、Aに酷いことした」
『なんで前の電話と同じこと言ってんの』
CY「あ、あれは…、遺言」
『は？』
CY「あの日俺…、死のうとしたんだ」
『何で』
CY「色々…あってさ、それで俺、
最後だからって崖から落ちて死のうとしたんだ
そしたら、ちょうど仕事関係で山にいたギョンスが助けてくれて…。
まぁ、その時足を踏み外してさ、
その後遺症がこのザマなんだけどね(--;)」
『バカ』
CY「ごめん」
『…よりはもう二度と戻さない。
けど、友達としてなら…いいよ』
「えっ…」
『CY「あ」』
CY「セフナ…」
〈バシッ…〉
「チャニョル、お前勝手すぎんだよ！
何でそんなにヌナを困らせたいんだよ！
お前のせいで、ヌナは…、ヌナは…!!」
『セフナ…!! 落ち着いて！』
「はぁ…、はぁ…、はぁ…」
CY「いってぇー…、セフナ…お前、
力強くなったな…ハハハッ…」
「うるせぇよ」
CY「…ごめん」
「は？」
CY「俺…、お前に酷いことしかして来れなかったから…」
「は？ ふざけんなよ
5年前のアンタのおかげでバスケ始めようって思えたんだよ！
正直、アンタを尊敬してたんだよ！」
『セフナ…』
「あー、もうイラつく！」
〈ガラガラ…〉
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作者名：のんぎょん。 x他1人 | 作成日時：2018年12月4日 22時
