カイ. ページ27
kaiside
俺って最低だったかな？
いくら気に入らない相手だからと言って別に嫌いなわけじゃないのにかわいそうなことしちゃったよ……
｢やっぱ？俺、謝った方がいいよな〜｣
テミンは眉をはの字に申し訳なさそうな顔をする
俺の顔も今そんな感じなのか？
｢ねえ、
ジョンイナが謝っといてよ｣
｢え、ちょっと、テミン……｣
｢だって、また会うかわからないし……いいでしょ？｣
普段、俺にあまり頼みごとをしないテミンが上目遣いでお願いしてくる
｢……わかったからその顔やめろ｣
｢わーい、ジョンイナは話がわかるなぁ〜｣
それで褒めてるつもりなのかテミンの視線はもうチキンに戻っている
でも、きっとテミンは
素直じゃない俺のためにルイナに会う口実をくれたんだと思う
だから俺はテミンにはいつになっても叶わないって常に思い知らされるはめになる
｢テミン、ありがと｣
｢ふっ、なんのことだよ(笑)｣
｢なっなんでもない｣
｢ジョンイナはいつになったら素直にお礼が言えるようになるんだろうねkkk｣
自分でも恥ずかしがり屋だっていたいほどわかってる
けど
恥ずかしいものは恥ずかしい
ルイナに接する時もたぶん、そういうのもあって冷たく当たってしまう
でも今回は、その部分が裏目に出すぎたなと反省してます
まあ、テミンにはすべてお見通しってわけだ
___________
______________________
テミンと別れ、宿舎に戻る
｢ただいま｣
とりあえずリビングに行きルイナがいないか確認する
そこにはルイナの姿はなくギョンスヒョンがなにかの映画を見ている
｢あぁ、おかえり。あれ？ルイナは？｣
なんでギョンスヒョンが知っているのか不思議に思ったけどすぐに犯人がわかった
セフンめ、
｢あ、あれ、まだ帰ってきてないんだ｣
ぎこちないのが自分でもわかる
｢あんまり、ルイナいじめないであげてよ｣
珍しくギョンスヒョンが俺に厳しめの発言
むしろ初めてなんじゃないかって思うよ
ルイナは、そこまでギョンスヒョンと仲良くなったのかと少し妬ける
｢大丈夫ですよ、仲良くします｣
｢なにそれ未来形？ㅋㅋ
でも、ルイナとジョンイナ…気合うと思うけどね｣
薄々、俺も思っていたことを言うギョンスヒョン
｢まあ、仲良くね｣
そう言って止めていた映画を再生し始める
.
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ねこすけ - 面白いです！更新期待しています！あと小説内容で「セフナヒョン」と書いてありますが、正しくは「セフニヒョン」です！ (2016年10月14日 6時) (
レス) id: adf49a6633 (このIDを非表示/違反報告)
タユ(プロフ) - ちぇなさん» 初めて、こんにちは！コメントありがとうございます(;;)これからも面白いと思っていただけるようがんばりますね！ありがとうございます(´；ω；｀) (2016年3月7日 10時) (レス) id: c002c70c04 (このIDを非表示/違反報告)
ちぇな(プロフ) - 作者さんこんにちは！ここまで一気読みしちゃいました！笑 面白いです！続き楽しみにしてます(^^) (2016年3月7日 5時) (レス) id: 340dca819a (このIDを非表示/違反報告)
タユ(プロフ) - もこライオンさん» 前作の時もコメントありがとうございます！！励みになります。頑張りますね (2016年2月11日 0時) (レス) id: c002c70c04 (このIDを非表示/違反報告)
もこライオン(プロフ) - 続編おめでとうございます！これからも頑張って下さい！ (2016年2月3日 7時) (レス) id: 961e888ca4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：タユ | 作成日時：2016年2月3日 0時
