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「ベクなにやってんの？ 」
ベクの可愛い顔に見惚れてたら、ギョンスの声が。
「誰？ これ」
ちょっと！ 本人前にこれって何。これって。
「誰って、お前……。Aちゃんだけど」
あれ？ ジョンデの妹って知らないのかな？
カイの時は無愛想ながらペコッてしてくれたのに。
「ふぅん。練習生？ 」
「ぶっ、ギョンス何言ってんの。そんなとぼけたって俺知ってんだからな」
「ベクっ！ 」
「あー……。いや、何でもない」
「何？ 知ってるって何を？ 」
うわっ。更に面倒くさい事になってきちゃった。
ギョンスを誤魔化すの無理そーだし、走って逃げちゃうしかないか。
「何でも無いって。それより、Aちゃん番号「ギョンスー、ヒョン達もう終わる？ え……」
「あ、あはは。えへ」
最悪だ。ジョンデまで来てしまった。
もうこれは目覚めるしかない。しうちゃんとの事は次回に持ち越そう。
「ベク、知り合い？ 」
えっ！ えー！！！ 何言ってんのジョンデ。あんたの妹でしょうが。
私を見て一瞬目を見開いたジョンデだったけど、すぐにいつもの顔に戻った。
「うん。俺が狙ってる子」
ベ、ベク。何故かわたしがジョンデにキツイ目で睨まれてるんですけど。
なんか分かんないけど、ジョンデはわたしの事妹だって言いたくないみたいだな。
しうちゃん、すぐドアの向こうにいるのに……ううん。仕方ない。
「さよなら！ 」
「あっ！ 」
全速力で走った。エレベーターを待つ時間なんて無いから階段を駆け下りて、２つ下の階の女子トイレに逃げ込んだ。
「はぁ、はぁ、っ今日疲労が半端ない……しうちゃあああん」
もう今回は無理そうだな。もういいから目が覚めてよー。
10分くらいトイレに座って目を閉じてたけど駄目だった。
このまま事務所にいると危険だから、もう外に出よう。
お腹空いたしコンビニでも寄ってなんか食べてたらその内、夢から覚めるでしょ。
トイレを出て、降りてきたエレベーターに乗ろうとした時
「うわっ！ なに？ あ……」
走って来たと思われる息を切らしたジョンデがわたしの腕を掴んでいた。
「いつの間にベクと知り合いになってんだよ」
「えっーと、、、」
なんか怒ってますよね。
「大丈夫だよ？ オッパの妹だって言ってないもん」
さっきの状況からして、多分これだ。妹って知られたくないみたい。
「そんな事どーでもいいんだよ」
あれ……違うの？
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nana(プロフ) - はじめまして!!モニカさんの小説にドハマりしてます！モニカさんの小説のおかげで、日々の生活のモチベーション上がります！是非、パスワード知りたいのでよろしくお願いいたします!! (2017年4月16日 13時) (
レス) id: 6999a14f93 (このIDを非表示/違反報告)
ゆい(プロフ) - スキャンダラスな四角関係の初めからのパスワード教えてください！！ (2017年2月23日 7時) (レス) id: 4074740af0 (このIDを非表示/違反報告)
みずきち(プロフ) - いつも楽しく読んでおります！溺愛系の2だけパスワードがかかってるみたいでよければ教えていただけませんか？宜しくお願いします！ (2017年2月19日 12時) (レス) id: def1bc8ee9 (このIDを非表示/違反報告)
れいちぇ(プロフ) - もにか★さんの作品の大ファンです(･∀･)いつも更新を楽しみにしております！べくとぎょんすにきゅんきゅんしてます(笑)(もちろんいじわるなしうちゃんにも/////)ですのでぜひパスワードを教えていただきたいです！よろしくお願いします！ (2017年2月12日 9時) (レス) id: 618522e4d7 (このIDを非表示/違反報告)
mimi(プロフ) - スキャンダラスな四角関係のパスワード教えていただけませんか？（ ; ; ） (2017年2月12日 2時) (レス) id: fdc7ee00c1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：もにか
| 作成日時：2016年10月12日 8時
