とりあえず、また。

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Youside

目が覚める。

ボヤボヤしてた景色がはっきり見えてくる。
白い天井、そして心配そうにこちらを見ている9つの顔。

SE｢ぬな、大丈夫ですか？｣

｢ん、まぁ多分...？｣

SE｢けど、ぬな...足骨折しちゃったね。顔にも傷負っちゃったし...｣

｢まぁこんなんどうってことないよ。｣


正直な所あんな事故に遭っても生きてるんだ、人間って強いなぁって思っただけだった。

どうしても他人事に考えてしまう
自分が自分じゃないみたいな、そんな感じ


Mg｢明日からの仕事、どうする？
まだカムバしたばっかりで披露する場面も沢山ある。
やるか？やらないか？｣

......正直、凄く悩む。
前の私なら、速攻でやります！って言ったはずなんだけど。

今は、こんな状況でやったって、メンバーも、ペンの子達も迷惑するだけ。
そもそも誰も私を求めてないんだから、出る必要がある？そんなことばっかり、考えている。


KI｢......あの、俺、は...ヌナも出た方がいいと思う。｣

急にジョンインがそんな事を言った。

KI｢ヌナはいつもは正直ダンスメインな所があるけど今回の歌のメインはそもそもヌナなんだから、ヌナがいなきゃ歌う意味が無いと思う。


それに、今更かもしれないけど、ヌナに、ヌナと、もう1回ちゃんとステージで笑いたい。
これは、俺の私情だけど...｣

CY｢俺も、ジョンイナと同じ考え。
日記読んで、誤解してたって思っていつから苦しんでるだって思ったら昔の事思い出して。楽しかったこともあったな、またやりたいって、もっと色んなことしたいって思った...

だから、一緒に舞台に立とうよ、A｣

｢は、待って何なに、日記って｣

SE｢あ、ヌナ。クリスヒョンが来て、ヌナの日記読ませてました｣

クリス...あんにゃろ！覚えてろよ！！！！

SE｢......声に出てますよ｣

｢......ジョンイナとチャニョルにそう言ってもらえるのは嬉しいけど、私は出る気ない。｣

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